カンガルーキーーーーック・・・・あ、じゃなかった、カンガルークラック

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今日は、吉田さんが午後コブラかもしれないとのことだったので、近場でクライミング。

一ケタ台でも私は十分楽しんでいるんだけど、はっしーは今のところ新しい成果がないので、今日は成果を出すべくカンガルークラック11Aにトライ。

下部が核心のバランシーなルート。

下部でエイリアンとナッツを入れて核心へ入る。

核心の一連のムーブではカムが決められないので、ある程度突っ込んでから次のプロテクションとなる。

この核心のムーブで、なんとかいいスタンスに足が乗った。
次のムーブに移るかと、少しロープを繰り出したところで、フォール。

手を前に出し気味だったのと、まだプロテクションが少なかったので、踏ん張りきれなかったのとで、クライマーの真下に入り込んでしまった。

右手がビレイ器にぶつかって固定されているところに、上から落ちてきたクライマーのキックをもろに受けたらしい。

カムとかナッツも頭にこんこんぶつかったので、最初どこが痛いか分からなかった。

なんとかクライマーを下ろして落ち着くと、腕がびりびりにしびれていて痛い。
一瞬腕が折れたかな・・・と思ったけど、どうやら右人差し指と親指周辺をいためたらしい。

少し落ち着くのを待って、ビレイは左手の補助があれば出来そうだったので、再度トライ。

ぎりぎりのムーブなので、足はバンビちゃんだったけど、お見事レッドポイント。
良かったねー。

手の痛みは消えないけど、カナダまで来てもう登れないなんて嫌なので、なんとか右手三本指で登れるとこはないかと物色。

すぐ近くに寝てるクラックがあったので、TRをかけてもらってお遊び~♪

ふーむ、ここを登ってみると、なんとか3本指なら動かせそう。コブラの状態もよくないので、今日のコブラのお手伝いは無しということで、違うエリアにお引越し。

せめて10Aくらいは登っておけば?・・・と連れて行かれたのはThe Zip 10A。
これがなんて素敵なハンドジャムのルートなんでしょう。完全垂壁でぴゅーーーっとクラックが伸びている気持のいいルート。
こんなの見せられたら、お手て痛いのに、突っ込みたくなっちゃうじゃないっ。罪作りなルートだわっ。

・・・痛くないジャムで行けるとこまで行ってみるか・・・と離陸したら、思いのほか行ける。

もしかしたら初の10Aオンサイト・・・とちらっと頭をかすめたところで核心登場。レストポイントと思えるホールドまで、あと少しが進めない。
逆手のジャムは効くんだけど、痛くて保持できないし、力技で・・・と思っても3本指だとどうしても押さえきれずに手が出てきちゃう。次にTRでやったらあっさりクリアできたので、手の痛みだけの問題じゃないのは明白なんだけどさ。
何回か行きつ戻りつして粘ってはみたものの、やっぱりあと一手が届かずに痛恨のテンション。

悔しい・・・・。

でも、こんなにジャム三昧のルートが、本当に楽しいのがわかっただけでもすごい収穫かも。

さすがにもう無理はしない方がよさそうなので、本日はこれで終了。

昼間別のエリアで、落ちたクライマーがいたようで、レスキューが来ていた。本人に意識は無く、点滴をされて担架で下ろされてきていた。

大丈夫だったかなぁ・・・・。

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この記事へのコメント

  1. 大変失礼しました・・・
    ちゃんと足乗った状態から落ちるとは、まだまだ修行が足りません・・・

  2. いやー
    そんなことないですよ。
    今回のことは、私とはっしーの「体重差」があまりにもあったから、起こってしまったってことで♪

    きっとそうっ♪

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