東北をいろいろ再認識

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ちょっと東名が飽きたと言うこともあり、ゴールデンウィーク後半は、東北道で宮城&山形へ。

仕事を終えての出発なので、家を出るのが夜の八時。
テレビの渋滞予報がまさかの夜の11時。
…どんぴしゃじゃん
でもまあ、都心から郊外抜けるくらいまででしょー・・・・なんて、東北道の怖さをまだ知らない私(笑)

東北道に乗るまでの首都高の渋滞は、まぁ想定内。
問題はそこからよ。
どこまでいっても車は減らないし、何でかわからないけど、どんだけ東京から離れても、渋滞が断続的に起きる。

しかも一番困ったのは、どっか適当に疲れたところで寝ればいいやと思ったサービスエリア、パーキングエリアが軒並み満車で撃沈できず(ToT)
息も絶え絶えで、横になれたのは夜中の2時のたどり着いた安達太良PAでした。

朝は朝で回りがわらわらしてるので、五時くらいには目が覚め、結局ほぼ完徹状態(-_-;)
…辛いわー。

残った100キロも松島や平泉辺りに行く車で道路はびっしりでした。
結構田舎だと思っていたので(東北の皆様、すみませんっ)、車だって捺して知るべしでしょーーーー??なんて高をくくっていたけど、恐るべし東北。
おみそれしました。

てなわけで、まずは多賀城跡から。
今まで戦国時代を辿っていくことが多かったので、この奈良・平安時代の史跡はなんだか新鮮。
その時代、東北全土を治める役所がおかれていた場所です。
なんとなく異国情緒を感じるし、まだ早春の趣の宮城は桜も残ってるし、春の花が満開だし、新緑も若いし、とても爽やか。

ここは気に入りました。

多賀城の碑が立っていて、祠で囲んでいます。
連休だからかな、ガイドさんがあれこれ説明してくれました。

こんな階段を上っていくと・・・・

多賀城跡。
陸奥国の国府がおかれ、蝦夷討伐の拠点でもあったところ。

礎石跡。

くんくん、僕たちが来た記念にマーキング・・・・・ ← しちゃいけませんっ!!

なんだかとってもタンポポがきれい。

駐車場で朝ごはん。

「くれっ、それおいらにもくれ~」

とってもいい朝のお散歩を満喫し、次に訪れたのは仙台城。

石垣の補修工事で、いろんなところが通行止め。
東北大学の中をぐるぐる回っていく道は気持ちよかったけど、ここはヒドイ、史跡のところ全部がお土産屋さんになってて、ここは情緒のかけらも無し。
人寄せと音楽がうるさいし。
伊達政宗の建てたものだと言うこと以外は、何を見に来たんだか、全くわからん城跡だった。

一応正宗の写真だけは撮っておくか。
不謹慎かもしれないけど、戦いのあった城じゃないので、想像を掻き立てないと言うか・・・・・。
誰が建てて、誰が攻めてきて、あの城とこの城の力関係がどうでこうで…というじょんさんガイドの面白い話が聞けないし(-_-;)
100名城の中では、佐倉城の面白くなさを凌駕したねー(笑)

石垣は素晴らしいです。
広瀬川と断崖に囲まれた立地も見ごたえはありますからね、一応少し持ち上げておく。

地震で崩れた石垣は補修中。

そして、仙台と言えば牛タン♪
10年以上前、仙台に転勤してたことのあるじょんさんお薦めのお店は、どこもかしこもすんごい行列で並ぶ気にもならなかったので、仙台市内に20店舗を誇る一大チェーン店の利久へ。

全く並ばず牛タン定食ゲットー♪
はい、普通においしくて大満足ですが、何か?(笑)

さー、もうそろそろ睡眠不足でカラータイマーが点滅しだしたので、峠を越えて山形へ。
関山峠は、地元のタクシーうんちゃんには有名な「出る 」スポット(旧道のことらしいけど)ととして有名。
早く通り抜けたいのに、車は多いし、しかもじょんさん、峠のドライブインの焼きおにぎりとおでんが美味しかったとか言うもんだから、夕暮れ迫るなか、寄り道。

しかし、食べてる間はそんな話、忘れる(笑)
ヤムヤム♪ 蕗味噌の焼きおにぎり、美味でした。

しかも、滝があるよー、と言われたら、滝好きの心が騒いで、じょんさんがおでん食べてる間に、一人滝壺へ。

水が広がって落ちるので、羽を広げたような滝の姿がうつくしー。
しばし見とれる。

そして、ふと気がつくと、きゃーーーーーっ、薄暗いっ!
ただでさえ、「出る」と聞いてるのに、滝壺はなんだかヤバイ(笑)
そそくさと退散して、峠を超えて今日の宿、道の駅天童温泉へ。

関山峠の大滝。

末広がり。

そして、道の駅についてみて、ここでまたびっくり。
…何、この車の多さ。停まるとこないじゃん(-_-;)

とりあえず、もう少し遅くなれば、車も減るでしょ、と、まずは温泉捜し。
天童の街を流してみて、どんな田舎かと思ってたけど、おしゃれなお店も多いし、道の駅周辺は大型店舗も多く、一大アミューズメントパークのよう。
でも、温泉は貰い湯できるところが思っていたほどないのと、閉まるのが夕方で早く、選択肢はあまりなかった。
1500円と大奮発して、豪勢な貰い湯となりました。

寝不足の割に、まだ何となく物足りないので、天童の街中でお蕎麦。
ここでもじょんさんがお勧めのお店は既に閉まってたので、初心者向け(笑)水車生そば。
美味しいけど、弾力がすごくて顎が疲れる十割ソバでした。

天童の街中を流れる川沿いには、葉桜となったしだれ桜のライトアップ。
妖しいくらいにきれいでした。

ここまで遊んで来ても、相変わらず道の駅には停めるとこが空かない。
しょうがない、強引に割り込んで、長い長い一日がやっと終了~。
お酒を一本空けたら、もう頭がぐらぐらで即撃沈でしたー。

おやすみーーーーー。

★★★★★★★★★★★★★★★★

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株式会社 利久

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