棚ボタで相模国分寺跡散歩

Pocket

今日は所用で厚木の方面へお出かけ。
所用の前にわんこのお散歩を座間谷戸山公園にしようと思っていたんだけど、思いのほか混んでて遠い(;’∀’)

どうしよっかなぁ~、とナビを見ていたらキツツキの森なる公園が💛
ここでいっか(;^_^A
と隣接する綾南公園の駐車場に車を停めてお散歩開始。
昭和な香りのする遊具のある牧歌的な公園を抜けて・・・・・あったあった、キツツキの森💛
ちょうど一周わんこのお散歩にちょうど良さそう♪・・・・と思ったら、森の中はわんこ禁止との看板が~(´;ω;`)ウゥゥ
残念~。

お散歩としてはほんのちろっと歩けただけなので、逆にわんこのテンションが上がってしまった(;’∀’)
んじゃ、次はねぇ、とナビを見ると・・・・

伊勢山公園??ここはどうだろう???
と右折したもののおぉっと、この公園は駐車場が無いぞ~。
コインパーキングは無いかな????と、さらに進んで見つけたのが「相模国分寺跡」

資料館に駐車場があったので、じょんさんと一人ずつ資料館を見て、わんこのお散歩を兼ねて国分寺跡を歩いてきた。
気持ちのいい芝生の広場で、遺構が残っていて、今日は歴史散歩なんて予定してなかったので、ちょっとわくわくした♪

ここはどこじゃ???

今度こそちゃんとお散歩ができるんじゃな??? ← 疑いの目(;’∀’)

珍しく大人しく座った(笑)

塔跡

復元するとこうなる。

↑ こんな風に中門から見て左手に塔、右手に金堂。塔と金堂の後ろには講堂。そしてそれらを回廊や築地塀で囲む法隆寺に似た「伽藍配置」というものが採用されていて、これは諸国国分寺でも相模国と下総国の二国しかないんだそうで。
総面積も全国の国分寺の中でも有数の規模なんだとか。
全然知らなかった~。

資料館も小さい建物だけど見ごたえあり、なのに駐車場が一台分しかないのはもったいない・・・・・・。

その後は所用を済ませて帰宅。
棚ボタな歴史散歩な一日でした。

ちなみに国分寺とは。

天平13年(741年)聖武天皇が大地震、疫病の大流行、大飢饉、などで荒れる世を静めるために、諸国に国分寺建立の詔を出し建立されたのが国分寺。
奈良の東大寺は全国分寺の総本山として「総国分寺」と呼ばれてます。
国分寺は僧寺と尼寺があり、正式名称は僧寺が「金光明四天王護国之寺(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)」、尼寺は「法華滅罪之寺(ほっけめつざいのてら)」。
建立する場所は・・・・・
〇国華として仰ぎ見るのによい地形
〇水害の憂いなく長久安穏の場
〇南面(向)の土地
うーみゅ、ハザードマップ的にも良い、ということだにゃ。

んで、都市計画的条件として・・・・
〇人家の雑踏から離れている
〇人の集合するのに不便でなく、交通至便の地
〇条里制区画(六町四方を一里とする方形地割にもとづく土地制度)の拘束を甘受すること
住宅地として最高♪

そして、最後に政治的条件
〇国府(役所)に近いところ(国司が国分寺を監督したことによる)・・・・ということなんだけど、相模国の国府がどこだかはわかってないんですよ。
平塚から大磯に移ったという文献があって、でも国分寺と国府は近いということから高座郡だったんじゃね??とも言われているけど、どうやら平塚が正解らしい。
海老名市域にも国府の遺構は何もなく、なぜ国分寺がここで国府が平塚なのか、という謎が論争されている模様。

以前訪れた備中国分寺も美しかった~

ランキングに参加中。ぽちっとクリックして応援お願いします!

クライミングランキング

登山・キャンプランキング 犬ランキング

にほんブログ村 アウトドアブログ 犬連れ・猫連れキャンプへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ クライミングへ
にほんブログ村

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です