母娘旅行　今年は函館　 3日目

2019年6月23日 / 城＆城址, 徒然, 美味しいもの / ドッグラン, 上ノ国もんじゅ, 函館, 勝山館, 北海道, 松前城, 松前藩屋敷, 母娘旅行, 江差, 白神岬

今日は早起きしてロングドライブ。
まずは90キロ先の松前城を目指します。
朝方まで降っていた雨も上がり、重苦しい雲は残ってるけど、それも何か幻想的でいい感じ。

途中の白神岬は北海道最南端。

せっかくなので車を下りて最南端じゃ～っと景色を満喫しようにも、今日はすんごい強風。
海辺の駐車場はまともに立っていられないほどの風なので、結構恐怖(;^_^A
写真だけ撮って先を急ぎます。

んで着いたところは松前城。

津軽海峡の警備強化のために築城され、最後の日本式城郭としても有名。
戊辰戦争や開拓使の取り壊し、太平洋戦争にもかろうじて残ったこの松前城天守閣は、なんと昭和24年、松前町役場から出火した飛び火により焼失( ﾉД`)。
現在の天守閣は1961（昭和36）年に再建されたものです。

このシーズンは日曜日だというのに誰もいない状態ですが、春の桜のシーズンには250種10000本の桜の花が咲き乱れ、それはそれは美しいのだとか。
あぁ、桜の弘前城、五稜郭も見てみたいけど、ここもいい💛

砲弾の痕があると書いてあったけどこれかなぁ・・・・・。

そのまま寺町をそぞろ歩いて、松前藩屋敷へ。
ここは資料館と言うよりテーマパークのような感じ。江戸時代の街が再現されてます。
ここも無人だったけど、もう少しぱらっと人がいればもっと楽しい雰囲気なんだけどなぁ・・・・・・(;^_^A

その後松前道の駅のうみかぜテラスでランチ。
あ、あまりの強風でテラスになんか出られないけどね(笑)
松前漬け焼きそばが美味でした♪

名の無い公園で景色を堪能しつつ、休憩取りながら松前城から進むこと60キロ。

上ノ国に到着。上ノ国もんじゅの道の駅でお買い物。
いずれ北海道一周わんこ連れ旅行をする時のために・・・・・

ドッグランも視察。ちなみにここも強風できっと小型犬なら飛ばされる(笑)

そしてお次は道の駅からほど近い勝山館跡。
勝山館は、後の松前氏の祖である武田信廣が１５世紀後半に築いた山城。日本海側での政治・軍事・交易の一大拠点として存在しておりました。
中国産青磁・白磁・染付、国産の美濃焼、越前焼など、約５万点もの陶磁器や、金属製品、木製品の出土品、建物・井戸・空壕・橋などの跡が多数見つかり、それをもとに館内での暮らしぶりが
わかるようになっています。
そして、当時アイヌの人々が使っていた５００点余りの骨角器が出土していることで、ここではアイヌと和人が一緒に暮らしていたのでは、と言われているんだとか。

ガイダンス施設でスタンプを押して、まずは入り口の夷王山に登ってみる。
ここは勝山館の「詰めの丸」。標高１５９ｍの山頂には武田信廣を祀る夷王山神社が。
頂上からは日本海が一望できる素晴らしい景色が広がりますが、何度も言うように今日は強風。
私には風が強いなぁ・・・という言うレベルでしたが、母親にはなかなかの強度だったようで、途中途中木に捕まったり、しゃがんだりと強行軍となりました。
この差は・・・・・・体重かな？？？(;^_^A

館跡・・・・と言うよりは都市の跡だね。

二重の空堀。

防備のための柵。ほかにも水路などもきちっとしており、一大都市だったことがわかる。
しかもこの絶景。まさに山の手、まさにセレブ(笑)
しかも不思議なことに、ここに来るまでの道のりも強風だし、道沿いにずっと風力発電のプロペラがあるくらい風で有名らしいのに、この谷沿いはほとんど風が感じられない。
なんて不思議な場所なんだろう・・・・・。

復元図。あぁこんな風に人が暮らしていたんだなぁ・・・・・と妄想するひと時が楽しい。
実はこの隣が無料のキャンプ場らしい♪
今回は確認はしなかったけど、ここいいなぁ。

少し移動して次に着いたところは江差。

幕末にオランダで造られ、明治元年に江差沖で座礁した開陽丸の記念館。
あの時代に、オランダとの金額交渉とか、細かい依頼とかってすごいなぁ・・・と思う。

開陽丸の後ろにあるかもめ島。かもめが翼を広げた形をしている。
シンボルの瓶子岩が興味深い形・・・・。
折れないのかしら・・・・・(;^_^A

周遊の遊歩道などがあるんだけど、時間切れでスルー。

この段階で16時過ぎ。
近江商人の商家、旧中村邸と、江差町郷土資料館をダッシュでハシゴ。
17時閉館のところ、受付の人が15分くらい残っていてくれて十分見学できました。
ありがとーーー。
郷土資料館のクロスが素敵でした。本来11種類くらい貼ってあったらしいけど、今は6種類しか見られません。
その中の桃太郎のクロスが超絶可愛い。