母娘旅行 今年は函館 2日目
今日はゆっくり起床。
朝ご飯はホテル隣の朝市へ。
つらつらと歩いて、お店の皆様の雰囲気がとっても良い船岡商店のすすや食堂へ。海側の端っこにありますよん。
イカの刺身定食1200円と母親がイカソーメン定食。
濃厚、美味、新鮮、満腹♪
マンホールかわゆす💛
さてお腹を満たしたら今日も歴史のお勉強です。
くどいようですが、今回の旅行は函館です。異国情緒漂う町並みと美しい坂、歴史ある赤レンガ倉庫が並ぶベイエリア・・・・・ってまだ行ってないけど函館です(笑)
お勉強の1限目は「コシャマインの戦い」の時間です。
「コシャマインの戦い」はアイヌの人々と、本土から渡って行ってそこに住み着いた和人との戦いのこと。ほかにクライマーにはなじみの深い「シャクシャインの戦い」、 「クナシリメナシの戦い」などがあります。
今日朝一番で訪れた志苔館跡は函館から10キロほど走った海岸線の見晴らしの良い小高い丘にあり、段丘を生かして空堀なども掘られています。
この志苔館から西の上ノ国町の花沢館まで、北海道南端の海岸線には12か所の館跡が分布していて、「道南十二館」(どうなんじゅうにたて)と言われています。
北海道に渡った和人の領主クラスの館跡の総称で、志苔館の領主の小林氏は現群馬県から北海道に渡ってきた一族と言われています。
柵跡、柱跡などが再現されています。
ちょうど母親がいるので、その大きさがわかりますね~。
志苔館跡は続100名城に指定されています。スタンプはあずま屋の中に設置されているので、24時間いつでも押せますよ♪
綺麗に整備されていて、この日も草むしりをされている方がいらっしゃいました。ありがとーございます。
ここから海岸線を見下ろすことができ、晴れていれば気持ちいい風景が広がっていると思います。また夕焼けの時なんかも素敵でしょうね~。
駐車場が無く、道の少し凹んだところに強引に置きましたが、すぐ近くの公園の駐車場に停めて歩いてこられるそうです。
着いた時には雨は降っていませんでしたが、あれこれ見てるうちに大粒の雨が~(´;ω;`)
あ、お勉強ね(笑)
コシャマインの戦いが起こったのは、小林良景が館主の時代。アイヌの少年と鍛冶屋が小刀の出来や値段で折り合いがつかず言い争いになり、鍛冶屋がアイヌの少年を突き殺してしまったのが発端。これに怒った周辺アイヌの人々が蜂起し、アイヌの首長コシャマインがまず、志苔館を攻め落とします。その後、前述の十二の館を次々に攻め、残すは北斗市の茂別館、上ノ国町の花沢館のみとなるほどの勢いでした。しかし、最後の砦となった花沢館の蠣崎氏の客将だった武田信広は、和人を取りまとめ、コシャマイン父子を策略によって射殺、アイヌは勢いを失っていきます。アイヌと和人の争いはその後膠着状態となり、蠣崎氏が東西のアイヌと和睦を結ぶまで、コシャマインの戦いを皮切りに続いた戦乱はなんと90年余り続いたのです。武田信広はその後、蠣崎氏の娘婿となって家督を継ぎ、蝦夷地支配を進め、松前藩の始祖となる人物です←と明日の2時限目、松前城でのお勉強で学びましょうねー(笑)
志苔館跡はコシャマインの戦いのみならず、松前藩が興るきっかけを知ることのできる史跡でした。
雨がひどくなってきたので次の場所に移動。
次はトラピスチヌ修道院。
修道女の方々が生活している場所なので、表のみ見学できます。見学するときも静かにね~。
薔薇が美しかったです。
その後は街中に戻り、赤れんが倉庫でウィンドウショッピング。
建物は雰囲気あるけど、中のお店は外国人相手のお土産もの屋さんばっかりでちと興ざめ(;一_一)
つまんなかった。
函館ビアホールでお昼を食べて北方民族資料館でまたもやアイヌについてお勉強。
英国領事館でケーキセット。
美しいと言われる八幡坂に行ってみたりと午後は一応観光ガイドブックに書いているようなところを回ったけど、こういう観光はやはり性に合わず(;^_^A
お天気もいまいちなので今日はこの辺で引き上げるとしよう。
夜は函館フードの塩ラーメンで軽く♪
夕方寒さに耐えてバルコニーで食後のコーヒー。
風邪ひくかと思うくらい寒い(笑)
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