ヤン・リーピン
以前来日した時にはチケットが取れず、今年こそ・・・と入手した「ヤン・リーピン
のシャングリラ」のステージ。
中国の国宝級ダンサーともいわれるヤン・リーピン。雲南省の滅び行く25の少数民族の貴重な歌と舞踊を、現代に蘇らせたダイナミックなエンターテインメント・ショー・・・なんだよ。
始めの10分間くらいは、ちょっと物足りないかも・・・・なんて思ってみてたけど、どんどんとそのパワーと迫力に飲み込まれていく感じな舞台でした。
群舞の見ごたえは十分。
沖縄のエイサーにも似ているし、チベットやネパールにも通じるし、舞踏としての魅力はもちろんだけど、文化の流れとかつながりとかも感じられる踊りが多く、興味深かった。
そしてヤン・リーピンのソロ「月光」と「孔雀の精霊の舞」はどう表現したらいいのかわからないくらい素敵。
舞台挨拶の後、月に吸い込まれていって終わるところなんて、ため息ものの綺麗さでした。
後味の良い舞台はいいねぇ。
久しぶりの渋谷BUNKAMURAオーチャードホール。
本当は舞台の前後で、ご飯食べてお買い物して・・・なんて余裕なスケジュールだったけど、強風で電車のダイヤが大混乱。
もう少しで開演に間に合わないかと思うくらいの、どたばたな到着だったのが残念かな。