心配なこと・・・・

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ブログを毎日書いていると、一日さぼっただけでもご機嫌伺いメールをしてくれる人たちがいて、大変に心強い。

一昨年、急性胃腸炎になって、朝激痛で起きられず、救急車を呼ぼうか思案していたときに、クライミングに出かけて、ブログが更新されないのを心配した母親が、良いタイミングで電話をかけてきてくれた。

タクシーを呼んでもらい事なきを得た。

また先日、激務で家に帰っていないと言うメールのやり取りをしたあとに、ぷっつりとブログの更新も止まった友人が心配になり、結局実家にまで電話をかけ安否を確認してしまったことがあった。

無事を確認して胸をなでおろし、反対にあることを思い出して胸が痛くなった。

私の仕事はいろいろな講座を企画開催しているのだが、高齢者が非常に多い地域のために、参加者は60歳代以上の方がほとんど。
なので、講座を欠席されるときの理由も、ご主人の介護だったり、ご自身の入院だったりすることが多い。

講座を始めた当初から通っていた仲の良いご夫婦がいて、いつも足が不安な奥様としっかり手をつないで熱心に通ってこられる姿が印象的だった。

病気で奥様が亡くなった時、ご主人のKさんはとてもとても落ち込み、うつ病を発症。
まったく講座にも出席されなくなった。
数ヵ月後「家にいても悲しいから」と、自分を奮い立たせるように講座に復活したときも、いつもにこにこされていた顔からは表情がまったくなくなり、会話も成り立たない状態。

私たちは何かにつけ話しかけ、講座の先生もいろいろと気を使ってくださったおかげで、少しずつ少しずつ歩みがしっかりとしてきて、顔にも表情が戻り、講座の内容についても楽しそうに話すようになった矢先、またふっつりと講座に来なくなってしまった。

そしてある日ご子息から、Kさんが亡くなったとの連絡が入った。

孤独死だった。

持病でご自宅で亡くなってから数日後に、親戚の方に発見されたという。
転勤で離れたところに住んでいたご子息の自責の念は大きく慰めようもなかった。

Kさんが急に講座に来なくなってからも

Kさんが一人暮らしだったのを知っていて、

うつ病は少し回復したかと思うあたりが危ないのを知っていて、

連絡も無く、ぱったりと来なくなったのは、体調が悪いのかな・・・・と思いながら、仕事上で会う人の生活にそこまで干渉するのもどうだろう・・・と電話をためらい、結局連絡を取らないままだった私はどうなんだ?

多分結果は変わらない。
ご子息のみならず、近くに住んでいた親戚の方も、数日おきに連絡をして、みんなでKさんを気遣っていたのだから。

それでも私が企画していた歌舞伎観劇に、亡くなった奥様と行きたかったな・・・とKさんが亡くなる前に言っていたと聞かされると、私がもし1本、ご機嫌伺いの電話を入れていたら、亡くなるという結果には変わりはないけれど、存命中にご子息に連絡が取れたかもしれない・・・・という考えが頭から離れない。

「そんなことは絶対にないはず・・・・ということは、たまに本当に起こるもの。心配な時はためらわずに連絡を取ること。間違いなら笑って終わりだけど、そうじゃない場合は深く深く後悔する・・・・」

このメールをくれた人の心も、いつか癒されることを願って・・・・。

大事な人が心配だとふと感じたら、必ず連絡をとろうね。

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この記事へのコメント

  1. Unknown
    ホントそうですよね。
    ちょうど今、ちょっと気がかりな友人がおりまして、連絡すべきか今日も悩んでおりましたが、さっそく明日にでも連絡してみます!!
    気づかせてくれて、ありがとうございました☆

  2. Unknown
    さっちんもお手てだんだん復活してきてるみたいでよかったね。

    ブログを読んでると、いつも会ってるように思ってしまうけど、実はまだ2回しか会ってないねっ。

  3. お騒がせいたしました。
    色々とありがとうございました。

    まぁ mixi でもいいのですが、そのうち生存証明用のブログでも作ります。

  4. ごめんごめん
    なんかふと心配になったら止まらなくなっちゃって。

    生存証明は高齢者用の1日使われなかったら連絡が入る電気ポットの代わりに、一日電源が入らなかったら、連絡が入るパソコンとか・・・・・?

    多分電源は一日入れっぱなしだからわかんないかな・・・・。

    ちなみに、あのオタクネタのプロフィールの意味がいつもわからない・・・・。

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