ネタがないので昔話

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まだZCCが結成されておらず、ZCCの幻の会長が岩登りに熱心だった頃・・・・・フリークライマーが三つ峠でマルチピッチの練習をしてたころのお話。

何回か三つ峠に行ったことがある。
でもあんなことが起こったのは、その時の一回。
その時以来、自分は本当に自分なんだろうか・・・・と今でも思う。

幻の会長と、俊さん、そして私で三つ峠に登ろうという前夜。
登山道の入り口に夜着いて、次の日の朝から登ろうというスケジュールが普通だったっけ。
なので、夜はそこで仮眠。
会長と俊さんはテント。
私はそのころワゴンに乗っていたので、ワゴンでそのまま就寝。

・・・・・夜中の2時ごろだと思う。

すーっと遠くから、峠道の走り屋のバイクの音が「ウィンウィンウィン・・・・」としてくる。

確かにこの道は走り屋には楽しいだろうな・・・・、こんな道の脇に寝ていて、なんかいちゃもんでもつけられたらどうしようか・・・・・。
でもまぁ男性二人がいるし大丈夫かな・・・・。

「ウィンウィンウィン・・・」

・・・・何台で走ってるのかな?こんなに夜中でもたくさんいるんだなー。

「ウィンウィンウィン・・・」

・・・・音がなんだか規則正しいよなぁ?この道って、こんなに規則正しく曲がりくねってたっけ?

「ウィンウィンウィン・・・」

・・・ん?さっきから相当時間が経つけど、よく聞くと一向に近づいてこないよ?
この道一本道だから、絶対ここ通るはずなんだけどな。

「ウィンウィンウィン・・・」

・・・やっぱりなんか変!!

・・・・と,
がばっと跳ね起きた途端、その「ウィンウィンウィン・・・」という音が大音響に変わる。
髪の毛が逆立つくらいの恐怖を感じ、車を出て男性陣が寝ているテントに駆け込もうとした、その時。

一瞬にして私の乗っている車がオレンジ色の光に包まれた。
体は金縛りのように動かない。大音響は相変わらず響いている。
・・・なんでテントの人は気がつかないの???
こんな音して、こんなに明るいのに????

車ごと持ち上げられたような気もする。

懸命に体を動かし毛布をかぶったところであまりの怖さに意識を失い・・・・・・。

そして気がついたら朝。
昨夜から変わらないように、車の中で寝ていた私・・・・。

男性陣も何事のなかったかのように起きてきた。

半べそで必死で昨夜のことを説明する私にたった一言。

「他の人に言ったら友だち無くすよ」

ひぇー!!!!
私だけなの??あの光と音を感じたのはー!!!!!

しかし実はこの会長といる時はいつも不思議なことが起きる。

この三つ峠よりももっと背筋が凍るようなこともあったっけ・・・・・。

本当はあなたが・・・・・・・・・・なんじゃないの?

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この記事へのコメント

  1. あなたも
    こないだ三つ峠に行ったから同じ人種になってるかも・・・・ふふふふふふ・・・・

  2. 多分・・・
    UFO=ZCCなんじゃないですか?
    未確認なんちゃら・・・未知とのかんちゃら・・・

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