介護とリハビリのモチベーション

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うちの父親は梗塞を起こしてから、体が不自由となり要介護認定を受けている。最近は週3日デイケアに通っているが、デイケアへのお見送りとお出迎えは基本的に家人がいないといけない。
帰ってくる時間は意外とずれることは無いが、お出迎えの時間に幅がある。
お出迎えの車がデイケアセンターを出る時に電話がきて、大体の到着時刻を教えてくれるのだが、途中何人かひろって来る間にそれがずれてくるのだ。
なにせ、みんな体が不自由で動きがスローモーなお歴々。しかもこちらの想像以上に敵はおトイレが近い。準備万端でお迎えを待っている間にも、また遠方に行きたくなることなどザラ。
・・・・なーんて御仁が、お迎えの車が我が家に着くまでに一人でもいた日には、1時間近く遅れる事だってあるのですよ。
うちは母親が仕事で、お見送りに立ち会えないときは、私が行って対応していたけど、そこまで時間がずれると、こっちも仕事に遅刻して付き合っているので、なかなか厳しい。そこでそういう時は最初から私がケアセンターまで送っていくことにした
うむ、これは時間にロスがなくてなかなかいいよー、と思っていたら、最近は敵も知恵がつきデイケアの車が通らないところをいろいろ見たいらしく、あそこ通って行けだの、どこどこに新しいお店が出来たらしいから見てみたいだの、注文が多くなってきた。結局送り届けるまでにとんでもなく遠回りをするので、解放される時間が遅くなる

・・その好奇心のパワーをリハビリに向けろっちゅーの、動けるようになれば自分で行けるのにー、と思うが、相変わらずなかなかリハビリには熱が入らない。
日一日と動けなくなっていくのに、どうして何もしないんだろー?ここ数年あの手この手、飴とムチ、必殺技の孫と遊ぼう攻撃などいろいろやってみたけど、ダメだった。
リハビリのモチベーションはどこから掘り起こせばいいんだ??
・・・・こんな不良要介護認定者に付き合う家族も、介護のモチベーションを保ち続けるのは至難の業だったりする。

介護保険はこれからも在宅介護の方向で進んでいくらしい。
・・・・・暗雲・・・・

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