懐かしい人からのメール

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6,7年ぶりに懐かしい友人からメールが来た。
ZCCの幻の会長らと一緒につくっていたアウトドアのサークル山猫のお友達。バイク乗りでバイクショップオーナーで、素敵に怪しいダンディなおじ様だった。みんなの呼び名はパパ。その呼び名が実に似合う人なのだ。

そのパパがある日バイクで走っていて、急にUターンをかましてきたトラックにぶつかり半身不随となり入院。お見舞いに行ったとき、あまりに変わり果てたパパに驚き、なんと言葉をかけて言いかわからず、くだらない世間話しかできなかった。聞いてみると、半身しか動かないリハビリというのは、ただ闇雲に動くほうを鍛えればいいというものではないらしい。あまりに筋力の差がでると、身体が引き攣れて非常に苦しいのだそうだ。「リハビリ頑張ってね」なんてありきたりの励ましをした自分が情けない。

パパのそんな姿が見られず、お見舞いも行かなくなり、年賀状だけのやり取りが続いていた。お店があった恵比寿を通るときはどうしているかな・・・・と思い出してはいたが。

パパからのメールは就職しました、との内容だった。電動車椅子で体中をアルミの棒で支えているという、そんな中100通以上の履歴書を出して面接しまくり正面突破で、ある会社の方に見込まれ、12月から仕事を始めることが出来るとか。
「こんな状態でも何らかの社会貢献が出来るなら嬉しいし、きっと楽しくなれる気がしています」・・・この言葉がこの7年間の大変さを語っているような気がしてなりません。本当に良かったね。やっぱりパパは素敵にかっこいいね。さすがにもう怪しくはなくなったかもだけど。

今度遊びに行きます。お友達にも宣伝しとくからね。
ありきたりだけど、やっぱり「がんば!」

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この記事へのコメント

  1. バイク乗りには、人ごとではないな。
    俺も、路肩からUターンする車に、100㎞で突こんで入院したよ。
    何時も危険なことしてる、俺には明日は我が身な話しだな。
    たまに、下半身動かなくなった自分を想像すると怖くなる。
    でも、そうなったらパラリンピックを目指します。

  2. そうだよー
    バイクは生身だからねー。

    でもバイク乗りに無茶しちゃだめ、なんて山屋に危ないことやめて、と言っているようなものだよね。

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