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仕事は超地元。

営業やら取材やらで、家のすぐ近くを走り回るなんてザラ。

んで、父親がお世話になっている施設も実は家のすぐ近くで、ほぼ毎日母親がおやつの時間にいろんな美味しいものを携えて、父親のところへ通っている。

昨日、営業の途中、車から、父親の元へ行くべく歩いている母親を発見。
どうせそっちの方面へ行くし、日差しも強いので、数分の距離とはいえ乗せてってあげよーーーーと、車を横付けしてみる。

家の車と違うので、まったく気が付かない。

窓を開けてみる。

もちろん、まだ気が付かない。
しょうがない、呼ぶか。

ちなみにこの時の道は駅の近くで、母親のまわりにも結構な通行人が歩いている。

その母親に向かって

「おかあさま！」・・・・と呼ばなくてはいけない恥ずかしさ(笑)

・・・・あー、そーさ、母方の家は代々「おとうさま」「おかあさま」呼ばわりなんだよ
普段会話の中で呼ぶときはさして気にならないんだけど、公衆の面前で言うには、あまりに私にお嬢様感が無さすぎて恥ずかしい。

そして、案の定、こんなとこで呼ばれるとは思ってない母は、私の呼びかけにも気が付かず、すたすたと行ってしまう。

「おかあさまっ！」

「おかあさまっっ！！」

あたりのボリュームでやっと気が付く。

通行人の視線に顔を真っ赤にしながら、母親を車に押し込んで施設へ。

・・・・・うーーーん、呼び名をもう一つくらい考えとくかな？？？？？