長距離走なルートと短距離走なボルダーと・・・とあるZCCの人

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のっけから。
弱点がもう一つある。
一気に集中するのが苦手。
なのでボルダーがとてもへたれ。

先日御岳に行ったときも、離陸のムーブにどうしても集中できない。
いきなり核心がとっても嫌。

これは陸上の短距離走と長距離走に似ていると密かに思っている。

私は短距離走も嫌いではないけど、スタートダッシュで失敗する事が多い。
なので記録がでない。
でも長距離走はスタートダッシュは失敗してもあとの持久力で勝負できる。
小・中・高と長距離は校内で必ず1位か2位だったもーん。

だからルートでもじりじりねちねちしたのが好きなのかも。

てなわけで今トライしている「働けロッククライマー」はいきなり核心でなおかつ終了点核心。実はパターンとしては一番嫌いなタイプ。
ホールドとしては嫌いじゃないんだけど。

土曜日にグレード更新したのに、すでに新しいルートのプレッシャーがかかる。
思い出すとコンケスタを落とした時が一番幸せだったなぁ。

そしてとあるZCCのメンバーのこと。

この人は多分ZCCの中でもグレードからいったらトップグループに入る。

ルートを落とす時の緊張感と集中力は恐ろしいものだ・・・と思う(実はあんまり同じエリアで登った事ないんだよなー)。
レッドポイント体勢に入ってから、あんまり長々とワンテンを繰り返していると、いつまでもだらだらやってるんじゃないと、怒りにやってくる。

今年かさぶたにドはまりしていたメンバーが二人いたが、その怒りの洗礼を浴びていたような気がする。
確かレッドポイントした時は二人ともその人がビレイしてたんじゃなかったか?
ロープを伝ってその怒りが伝わったんだねー。

この人からは毎年・・・といってもここ2年ほどだけど・・・ちゃんと年賀状が届く。
でも文面はいつもお小言だ。
しかも内容は口ごたえできないものばかり。

ここでもう一つ弱点露出。

ここ一番の気合が無い。だめかもーと思ってからの突っ込みと気合に欠ける。
そんなこと分かってるし、なんとかしたいと思ってるのに、
傷に塩を塗るようにその事で怒っている。
しかも毎年元旦から。

ちきちー!!と思っても実力に差があるので、なかなかいぢめ返せない。
先日「オンサイトで登る!」と宣言したバージンキラーがオンサイトできなかった時、ちょっと仕返ししてやったくらいかな。

という表のハブならぬ水面下のハブから、白壁を登った時にメールが届いた。
一言「よし!!」。

それだけ。
でも超嬉しかったなー。感動するくらい嬉しかった。

・・・・そうこの一通で終わっていれば。

そのあとのメールは「だからたい焼きをおごれ」というわけの分からない内容になり、しかもカスタードの入っているたい焼きは「邪道」と突っぱねやがった。

・・・今度スモーキーでいぢめてやる。

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この記事へのコメント

  1. そいつは大事にしたほうが
    いまどき本気で怒ってくれるヒトは貴重だ。
    激励はやりやすいけど、叱咤はなかなかできない。

    マキちゃんはまわりに恵まれていると思う。
    師匠、ライバル、ご意見番、目標のヒト、ネタふりの相方などなど。 ZCCは多士済々。

  2. うん
    本当に私は恵まれていると感謝感謝の毎日です。
    「ZCCのメンバー」と「登ること」は、とっても大事な宝物ですよ、私には。
    でもなかなかその人たちへの感謝の念を形にすることが難しいので、せめて笑っていただこうとネタに埋もれた毎日を過ごしているのです♪

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