初の母娘海外旅行@アイガーだーーーー♪

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今まで街巡りがメインだったけど、やっと山巡りに来ましたよ~。

今日は朝早く起床してお山ハイキング。
今回のハイキングは、母ちゃんメインのコース取り。
母ちゃんには人生初の標高になるし、下手したら私より元気だけど、一応(笑)は後期高齢者。
コースを悩んで悩んで悩んで、結局前日寝る前までいろいろシミュレーション。

うーむうーむ、ヴェンゲンからロープウェイで一気に1000メートルを上がり、メンリッヒェンの展望台。
そこからクライネシャイデックまでハイキング。ここで元気ならヴェンゲンまでロングハイクを続ける。
疲れていたり、もしこの高度でも高山病ぽいものが出たらクライネシャイデックからヴェンゲンまで電車で帰れるし、歩き出しても途中一か所、電車の駅があるのでそこからのエスケープも可能。
どーだ♪ 完璧♪ ← 後ほど完璧でもないことが判明(笑)

ホストパパさんはせっかくなんだから、クライネシャイデックからユングフラウ鉄道で、ヨーロッパ最高地点「トップオブヨーロッパ」の鉄道駅ユングフラウヨッホ駅(3454m)まで行ってきなさい♪
としきりに勧めてくれたけど、標高ほぼ富士山に一気に登ってしまう行程に母親を連れていくかどうか、悩んだのよ~

標高3571mから眼前に広がるアレッチ氷河の眺望を楽しむことができる「スフィンクス展望台Sphinx Terrace」
地下20mに下りたところにある、氷河の中につくられた氷の宮殿「アイスパレスIce Palace」
万年雪が楽しめるスノーパラダイス「プラトー展望台(雪原)」などなど、そりゃー気になるところがたーくさん♪
だけど高山病がね~(;・∀・)
母親はもちろん、先日富士山で痛い目にあった私がもし高山病アゲインになってしまったら、それこそ「何しにスイス来やがった!私をガイドするためだろがーーーー」と母親に怒られちゃうだろうし ← あ、もちろんこんな言葉は使いません(笑)

てなわけで、しゅっぱーーーつ♪

ロープウェイ乗り場は街の真ん中。そこから始発(0810/23フランくらいだったっけ)に乗り5分で一気に今日の行程の最高高度2200メートルのメンリッヒェンへ。
ロープウェイの駅から頂上までは20分ほど。ハイキングへ向かう道とは反対方向なので、こちらに登らない人も多くいましたが、ここは絶対行った方がいいですよ~、
なんてったって頂上のクラウン展望台からの展望は360度!!
残念ながら今日は雲の多い日だったけど、一瞬雲が切れ、アイガー、メンヒ、ユングフラウの山々が見えましたっ♪
この後はこの三山が揃って見えることが無かったので貴重な朝のひと時でした。

ね、クラウンでしょ(笑)

さてここから本格的ハイキングスタート。まずはクライネシャイデックを目指します。
時間はガイドブックによってまちまちで、1時間10分から1時間半。
母ちゃんの歩みだと休み休み、風景楽しみながら2時間と計算。

こんな道ね。

遠い山は時折見えたり雲に隠れたり・・・・・。歩くところに太陽が当たらずなかなか体温が上がらないので、結構着込んで歩いた。
段々雲が多くなってきたので、足元のお花を楽しみながらね。





途中、すごく谷が綺麗なところがあって、谷の写真を撮っていた時、ふと目をあげると、思いも寄らない高さにアイガーの壁が どおおおおおおおおん!!!!
メンヒとユングフラウは見えていたんだけど、アイガーだけは雲が多く全然見えなかったので油断してた。
あまりの大きさと、まだまだ遠いはずなのに頭上にのしかかってくるような迫力と興奮。
ぽかーーーんと口開けて、足が止まって動けない。


あぁ、写真では迫力が伝わらないっ(´;ω;`)

やっと近くで出会えたアイガーが雲に隠れるまで堪能して、計算通り2時間で標高2016メートルのクライネシャイデック到着。
ユングフラウヨッホ行きの登山列車へはこのクライネシャイデック駅で乗り換える。
アイガー北壁に登る際は、サポート隊がここにあるホテルに滞在するんだって・・・・・いつか登るときのために覚えとかなきゃ(笑)

ここでランチ。もちろんテラス席♪
ここからのアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山は、恐ろしく間近で、恐ろしく美しい~。
雲でアイガーは出てきてくれなかったけど、それでもこのテラスでのランチの贅沢なこと。

だってこれだもの♪

あ、ユングフラウに行く電車♪

アイガーは足元だけね(;^_^A

ここでしっかりしっかり休憩。
休憩・・・というか、いつまでも見ていたくて、席を立ちたくない(笑)
いやいや、歩かなきゃ。

電車にのる最後のチャンスヴェンゲンアルプまでは30分。

やっと間近で牛さん♪

ここでは牛さんがいたら人間は回り道~。

まだ母ちゃんも、私の膝も元気だったので、最後まで歩こうとハイキング続行♪
山々を見ながらの歩きは本当に贅沢なんだけど、実はクライネシャイデックからヴェンゲンまでの行程は、下りの斜度が曲者。
すげー斜度なのに、まっすぐなのよ(笑)。
これなら少し斜度を緩やかにして絶対つづら折りにしてくれないと、歩くのがマジでつらい。
しかも一番嫌な大きさの砂利道なので、滑らないように踏ん張るのが大変。
この道を延々と・・・・・延々と・・・・・・延々と・・・・・・・・じゃりじゃりじゃり言いながら下りていく。

途中、林の中へ入るコースもあったんだけど、距離が伸びてしまうのと、山が見えなくなっちゃうなぁ・・・・と思ったのが間違いだった。
多分林の中の方が足にはずっと優しかったはず(;・∀・)

ヴェンゲンアルプからはなんと下り2時間。
さすがに元気だった母ちゃんも休みがち。街中へ向かう最後の下りでコケまくり、電柵両手でつかんでプチ感電したりと、スリリングなクライマックスを経て
朝8時から夕方16時までの8時間行程を歩き切ってくれました。
私も結構膝に来てたので、相当頑張ってくれたと思います。

いやー、母ちゃんすごいね~。
お疲れ様でした~。

ホテルに帰って一休みして、ホストママさん、パパさんと合流。
歩ききったお祝いディナー(笑)を楽しみ、就寝~。

明日の予定は、明日朝起きた体調で決定!!

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