初の母娘海外旅行@フランス・アルザス地方

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バーゼルはドイツ、フランスと三国の境の街。
お世話になっているお家から、国境を超えるまでは30分ほど(笑)
なので、今日は国境を超えてフランスアルザス地方へドライブ。

国境は高速道路の途中にあり、一般車は通常はパスポートも要らず、拍子抜け(笑)
ただ日によって管理されているときもあるのでパスポートは要携帯ですよん。

スイスに着いた時は、実はあまり日本と差を感じないくらいの植生で、旧市街以外は町並みもなんとなく日本にもありそうな感じで異国感はあまりなかったんだけど、
フランスに入ると風景がのびやかになって、異国情緒が増してきます。
ブドウ畑がどこまでも続くワイン街道を通り、まず到着したところは小さな小さな町エギスハイム。

フランスの最東端にあって、ドイツとの国境に位置するアルザス地方のこの村の人口はわずか1600人。
2重城壁に囲まれたこの小さな村がヨーロッパ花の町コンクール金賞 (2006年)をはじめ、フランス人の一番好きな村(2013年)、フランスで一番美しい村 (2013年)と、
受賞、認定が目白押し。
それも街を歩いてみると納得。
ジブリに出てくるような、素敵なお家が立ち並ぶ、本当に可愛らしい街です。
ローマ教皇聖レオン9世の生誕の地としても知られています。


この写真の左側を入っていって右側に出てくる、楕円の路地の作り。
その中に小さなお土産屋さんが立ち並んでいます。
今は観光シーズンとしては最盛期のような気もするんだけど、なんと今日は日曜日。
日本で観光地のお店が週末休むのは目を疑う光景ですが、こちらでは当たり前。
この街のお店も多くが閉まっていて、しかも開いているお店やワイナリーもお昼休みを二時間しっかりとるので、あとで買おうと思っていても帰ってきたら閉まってるし・・・・なんてのもざらでした。
ちなみに小さな街はツーリストオフィスも日曜日はお休み、しかも平日もお昼休憩たっぷりなので、情報仕入れるのも一苦労(笑)
今回の旅行はこれでお土産を買いそびれたケースがてんこ盛りでした。

屋根の上にはコウノトリが巣を作っているお家もあり、コウノトリが巣を作った家には幸福が訪れるのだとか。
お土産物屋さんでもコウノトリグッズがいっぱい置いてありました。

お昼はこの村のカフェで、フラム・クーヘン。
薄ーいパリパリの生地にサワークリーム、チーズ、 玉ねぎとベーコンをのせて高温でさっと焼たもの。
見た目はシンプルだけど、とっても美味しい♪
だけど例によって量がすごいので、惜しくも完食ならずーーー( ノД`)

次に訪れたのは近くの街コルマール。
プチ・ベニスと呼ばれるエリアもある、中世の趣きを残す美しい街です。
歴史上ではこの美しい街もフランスとドイツ両国間の領土争いに幾度となく巻き込まれて、17世紀後半にはそれまでのドイツ領からフランス王国の領土へ、フランス革命後の1871年には、再びドイツ領となります。
20世紀以降もドイツからフランスへ、第二次世界大戦を機会にまたもドイツの領土に。その後1945年2月にフランス領となり現在にいたるtごいう複雑な歴史の中で街を築いてきたコルマール。
アルザス地方は第二次世界大戦時、激戦地となりましたが、コルマールは奇跡的に戦禍を逃れることができ、今は昔ながらの建造物が残る観光スポットとして栄えています。

本当はハウルの動く城に登場する帽子屋のモデルと言われているプフィスタの家(Maison Pfister)を見たかったのですが、やはり案内人がいるとなかなか自由に動くことができずに泣く泣く断念。
そんなに大きくない街なので、一気に歩いていろんなところを見たかったのですが、諸事情により難しそうなので、広場で見つけた観光列車に
乗ることに♪

これは街の主な観光スポットを汽車で回ってくれるので、足の歩みの遅い人には最適です♪
もろに観光客仕様なので、多少の恥ずかしさはあるけれど(笑)

コルマールの中で一番小さいお家なんだそうで。

これが乗った観光列車♪

自由の女神像を作った彫刻家 バルトルディはここコルマールで生まれ、現在この地にはコルマールを愛する彼の作品が数多く集められた美術館があるんです。
コルマールにも自由の女神が立っているそうですが、それは見に行けなかったので、あっちにあるよーー、という道しるべだけでも写真にパチ(笑)

さ、こんなところで帰りましょうか。
なにせ今回は運転してくださるのが御年喜寿のホストパパさん。
運転は慣れているにしてもやはり疲れてしまうので、早め早めにね。

ちなみに慣れているどころか、パパさん、結構なスピード好き♪
ハイウェイでぶっ飛ばし、このドライブ中にオービスに引っかかっていたらしい。
後日600フランの罰金払ったんだとか・・・・・
あはは、パパさーーーーん(;・∀・)

今回、電車で移動と思い込んでいたので国際免許を取ってきておらず、取ってきたとしてもなんとマニュアル車だったので、できるかどうかは微妙だったけど、
やはり父親と同じ年代の方に運転をお願いする・・・というのがなんとも心苦しく、いろいろ気を使ってしまった。
次回・・・・あるのか???(笑)は必ず国際免許を取って、レンタカーを借りよう、と何度心に誓ったとこか(;・∀・)

と、いうわけで、フランスアルザス地方の小旅行終了でした♪

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