初の母娘海外旅行@バーゼル

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朝起きてゆっくり朝食を食べた後は、まずは食材の買い出しに街へ。
スイスでよく目にするスーパーはミグロとコープ。人口7000人のこの街にはコープがあり、スーパーの大きさもちょうどいい感じ。

ちなみにそんなに大きくないこのコープのチーズ売り場。
このサイズの棚が4つあり、あとは有人のコーナーで同じ大きさの棚が二つ、あとはぶら下げて陳列する棚が2個。
どんだけの種類のチーズを売ってるんだか(笑)

ランチを食べた後はバーゼルにお出かけ。
バーゼルはチューリヒ・ジュネーヴに次いで、スイスでは第3の都市。
治安はまったく心配なく、ほっそいほっそい路地がたくさんあるんだけど、どこに入っても心配なしです。

バーゼルの旧市街、マルクト広場に建つ印象的な赤い建物がバーゼル市庁舎。

バーゼル市庁舎は1504年から10年かけて建造された500年を超える歴史的建造物。途中震災などで建物が損壊しましたが、その後増改築が行われて今の姿に。
赤い壁面にはフレスコ画が描かれていてとても配色が美しくてみとれます。
マルクト広場では小さなマーケットも開催されてました。




そしてもう一つ寄ったのがライン川沿いの高台に建つ大聖堂。
9世紀に建てられたものの戦火と大火事でその姿は消え、13世紀にその当時流行していたロマネスク様式で再建。
しかし今度は大地震に見舞われ倒壊してしまいます。
15世紀に三度再建、その時はゴシック様式で建てられ、今、私たちは当時のロマネスク様式と、ゴシック様式の混在した姿を目にしています。
天井が高い大聖堂は中に入るとその空気感で圧倒されます。
塔の上にも登れるそうで、登るとドイツのシュバルツバルト(黒い森)まで見渡せたそうですが、今回はスルー。




ライン川を渡してくれる船に乗って(1.6フラン)対岸のカフェへ行きお昼ご飯。
スイスは気温は高くても湿気が無いので、テラスの日よけの下は居心地最高。
ヨーロッパのテラス席での飲食の文化は湿度の無さからでしょう!!!
日本の夏ではいくら日よけの下でも、熱中症必至だものね(笑)

美術館の多いバーゼル、数か所入ってみたかったんだけど、ちょうどホストのご夫婦の知り合いにばったり出会い、お家に招かれたのでそちらへ。
バーゼル中心地の集合住宅の高層にあるお友達の家からの眺めは、またいいもんでした。



写真はそのお友達の父親が以前商っていた織物の絵画。
これ写真じゃなくて織物なんだって、びっくり。
こういう伝統の手工芸品に出会うのも今回の目的だったんだけど、スイスでも細かい作業のものはだんだん少なくなっているそうで、これは貴重なものを拝見できたひと時でした。

そしてもう一つ、バーゼルの昔の城壁が見つかった遺構がカフェの下にあり、カフェの中の階段を下りると、その城壁が見られるようになっていました。
説明がドイツ語で、日本に帰ってきてネットで情報探すもまだ見つからず(´;ω;`)
うーん、詳細が知りたい。

今は城壁がワインセラーになっている箇所も。

当時の様子。

バーゼル、美術館や他にも見たいものがあって、もう一度ゆっくり見たかったけど、この後は日程的に時間が無く素通りするだけでした。
残念~。

この日の夜はお庭でバーベキュー。
焚き火の起こし方が斬新だった(笑)
なんてったって炭にオイルをかけたら、後はドライヤーの風力で一気に火起こし!!

日本のキャンプ誌などでは、火をおこすことが美学みたいにハウツーが書かれているけど、毎日に近く普通の夕食を庭で火をおこして食べるような人たちにはこれが一番合理的なんだな(笑)
なんか目から鱗。

庭の一角に建てたバンガローがホストパパさんのご自慢のバー。
ここでゲストのお酒のご希望を伺い、いそいそと作って出してくれる♪

ちなみにこの写真で夜の7時過ぎ。
日の入りが9時過ぎなので、その時間まであっかるいんだ。





にゃんこのストリッチは、べたべたするのは嫌いだけど、微妙に近くにはいる(笑)


街にはカソリックとプロテスタントの二つの教会があり、15分おきに24時間鐘が鳴る。
慣れればなんということはないけど、万年除夜の鐘状態。
日本のように鐘の音が騒音だーーーー、などと騒ぐ輩はここには住めない(;^_^A

そんなこんなで2日目の夜が更ける。

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