ミステリーツアー 1日目 能登半島は大きかった・・・・・
金曜日、仕事を終えてダッシュで出発。
中央道をひた走る。
最近の我が家の流行は、行きたいところを2つほど決めて、後はその時の気分で動くミステリーツアー。
今回も石川県の七尾城と金沢城だけ決まっていたけど、あとは予定無し(笑)
ぴとん号で出発すれば、わんこの餌だけ持って、あとは旅館を背負って走るようなもん。
北陸なら温泉もいくらでもあるだろうし♪
ゴールデンウィークの上高地近辺は大渋滞だろうと、なんとかそこは通過しておきたい。
登山の出発基地、沢渡を通りぬけて、安房トンネルまでたどり着き、そこで撃沈。
ちょっとした駐車スペースがあったので、そこで前泊。
まだすぐ足元まで雪が残る安房トンネルは寒かった~。
車の中だからとあまり気温を考えず、薄い布団を乗せてきたので、わんこを抱えて暖を取る。
山頂は風がすごそう・・・・・。
朝の寒さも尋常じゃないので、すぐに出発。
富山方面へ。
スーパーカミオカンデのある神岡を走っていると、ふと目に留まった「神岡城」の看板。
走っても走っても「こっちだよ♪」と、来てほしい気持ち満載の看板が至るところに。ちなみに今回のツアーで、このお城の看板が一番充実してた(笑)
しょうがない、見ておくか。
敵もあまりの浅さに驚いたでしょう(笑)、空堀。
模擬天守が建てられ、鉱山資料館や郷土資料館もありました。もちろん早朝なので開いてなかったけど。
まぁ、内容はここでお勉強してくださいな。
そして、次は高岡城。
すでにここは予定にはなかったお城。
地図見たら、通って行けそうなので、寄り道♪
加賀前田家2代目、前田利長が築城。
面積の3割が水濠の、水のお城の印象の残る公園でした。
併設された博物館は、思いのほか見ごたえ有。
戦の歴史は無いので、臨場感には欠けるけど、気持ちのいい広場と、わんこがいなければ水掘を船で回ることができるので、散策におすすめ。
本丸広場。*芝生の中はわんこNG。
現存する石垣。打ち込み接の乱積み。
1周できる散策路。
朝のいいひと時でした。
そして、有名な富山のマス寿し、焼きサバ寿しのお弁当を購入、いざ、本来の目的地、七尾城へ♪
七尾城は能登畠山氏のお城。
七つの尾根にまたがっていることからついた「七尾城」の名前の通り、大規模な山城で、見下ろす七尾市街は絶景です。
高い石垣は無いですが、2メートルほどの野面積みの石垣が上に上に連なってます。
迫力があるような、無いような????(笑)
いざ、登城! 攻め込め~っ。
そして、征服っ。
「兄ちゃん、やったね」
記念写真と思ったのに、息の合わないことったら。ばらんばらん。
そして、ここで楽しみにしていたランチタイム♪
富山で買ってきたマス寿司を~・・・・・と思ったのに、数組しかいない見学者たちで、数個しかないベンチは満席。
気持ちのいい場所なので、なかなかみんな動かない(笑)。
しかもなぜか、ここでお茶をたてる謎の集団まで出没。
石垣の縁に座ると、お弁当欲しさに興奮したぴとんが落ちちゃいそうだしなぁ。
結局車でもうちょっと上にあがった展望台でお弁当。
これで、1つ目の目標は達成。
このまま金沢に行ってしまうのも手だけど、能登なんて、なかなか来る機会も無い。
横浜市の小学生が夏の間の2週間、能登に来て能登の小学生と過ごすというプログラムの募集案内の仕事なんかもしてるので、せっかくだから、能登を満喫することに決定。
まずは七尾のフィッシャーマンズワーフで、再度腹ごしらえ。
イカ焼きの美味しさは格別でした。
お腹も満たされたところで、一路能登の突端へ。
三浦半島が子供のころからの遊び場だったので、半島とえばそのくらいと、なんとなく思ってしまった私がバカでした。
能登半島ってでかいじゃねーかっ!!!! ← 誰に怒っているんだか。
突端の狼煙の灯台を目指す。
ここは太陽が上るところも、落ちるところも見られることで有名な灯台。
ぎりぎり日没の時間に間に合い、海に落ちる夕日を堪能。
灯台前の広場。
なんとなくヨーロッパの雰囲気漂う可愛らしい灯台。
冬の日没はつるべ落としだけど、5月の日没は意外に時間がかかるのよ(笑)
風がすごくて、わんこたちはギブアップ。
わんこを車に戻して、人間だけでぶるぶる震えながらの日没。
近くに日帰り温泉がなかったので、13キロほど戻ってすずのゆでお風呂。
道の駅すずなりが今日のお宿となりました。
いやぁ、初日から飛ばしたな~。
お休みなさーい。