壮大な計画の果ての甲府幕岩
そして二日目。
起きてみると地面は濡れてない。
しかし昨日の天気でワイドクラックが登れるかどうか・・・・・なんて考えながらのろのろと準備。
朝ごはんをのんびり食べていたら、転戦時間ごろに何台か車が。
顔見知りの方だったので聞いてみたら、小川山は昨日の夜からの土砂降りで、終了。
こちらに転戦してきたとのこと。
おぉ、小川山まで行かなくてよかったぁ。
しかし、すでにこっちもぽつぽつ来ている。
アプローチが長いところはリスキーだし、甲府は蜂が怖い・・・・・・。
私がどこなら登れるか・・・・と、もんもんと考えているあいだ、はっしーとねこちゃんは、清里だ、映画館だとのたまっている(笑)
悪鬼とのぶちんは、めずらしく岩場じゃないおデートへ出かけていった。
そのストーカーも楽しいかも・・・・とも思ったが(笑)、とりあえず一番諦めの悪い私の独断で甲府幕岩。
駐車場に着いてみたら、いるわ、いるわ、おば○さんがたーくさん♪
後は蜂だ。
行ってみて恐怖を感じるようなら敗退~・・・と岩場に着いてみると、このお天気でなのか一匹の蜂が飛んでいるのみ。
乾いているところで、遊べるだけ遊ぼうと、まずはアップでHIVE。
下はぬめぬめ、上はちょうど出た太陽で酷暑の厳しいルートになっていた。
下部で「えーーー、濡れてるじゃーーーん」と弱音を吐いたら、沢屋の某御仁から「こんなの濡れてるうちに入らないよ♪」と一蹴された。
なるほど・・・・・濡れてるじゃん~、と思うより、まだ濡れてるうちにはいらない~、と思うほうがクライマー的????
・・・・これって、「まだ前、見えてるもん」と、同レベルかしらん???
アップのあとはキルト11BCにトライ。
なんとなく難しそうに見えて、今まで触ったことがなかったので、ちょうどいい。
まずははっしーがぬんちゃくを・・・・・・ぬんちゃくを・・・・・・・・ぬんちゃくを・・・・・・・掛けるのを出だしが出来ずに、あまりのショックで放棄
しかたないので、ぬんちゃくを受け取り、トライ。
出だしがビレイヤーにもろキックで、あまりに怖いので、1便目は2ピン目までプリクリ。
ムーブは確立できなかったけど、ホールドとスタンスを確かめつつ、ヌンチャク掛けのお仕事終了。
棚のあとの2ピン目のぬんちゃく掛けるのが恐怖だった・・・・・。
その後はっしー、ねこちゃんが1便ずつだす。
完全出だし核心だねぇ。
そして私の2便目。
二人のムーブを見て、ちょっとそのムーブに引っ張られ、同じムーブをしようとしたけど、どうも私の体が動きたい形と違う。
一度リセットしてもう一度初めから。
素直に素直に体がこう動きたいと言うメッセージに耳を傾け、ムーブを出す。
みんなとは違うムーブだったけど、超集中してクリア。
これは途中で落ちたら、ビレイヤーにもろ蹴りをくらわすので、緊張するわ。
ムーブしながら、「ねこちゃんごめんね、ごめんね~」って思ってた。
無酸素で途中のレストポイントまで行ったら、頭が白くなって倒れちゃいそう(笑)
呼吸を整え、空気を吸って、後半戦。
ぬんちゃくが掛かっていても、結構リーチもの。
息をしないとパンプするので、必要以上に吠えつつ登る。
うるさくてすみません~。
最後のカンテを使ったらダメという限定にも苦しめられ、1便目で下のギャラリーと確認した「このホールドは使っちゃダメホールド」「こっちはいいホールド」を守り、ぱっつんぱっつんで終了点クリップ。
カンテまで行ってない、薄々のカチでのクリップだから良しでしょう♪
2便でRP。
いやぁ、登れてよかった・・・・・・。
マイワールドだけど、難しいじゃん、このルート。
次のねこちゃんのトライは、下部のムーブで心臓発作を起こしそうになり(笑)、ひとまずはっしーに順番を譲る。
このあたりから雨。
なんだか長く降りそうな気配だったので、撤収。
あーん、残念だったねー。
いい時間に登り逃げしてすいません~。
緑に癒される~。
今日も温泉行って、お疲れの体に喝を入れるべく、がっつりステーキのお夕食♪
美味しかったぁ。
少し渋滞があったものの、珍しく当日に帰宅。
着いたころから、雷と大雨がひどくなり、なんと停電。
ブログ書けないじゃん。
復旧してさっそくブログを書き、二日間の楽しいお遊びが終了。
転戦転戦で、なんだか忙しかったけど、少しでも登れてよかったぁ♪
はっしー、ねこちゃん、二日間ありがとねー。
この記事へのコメント
キルト
RPおめでとうございます 動きに素直に・・・すごいです
次回は、私も怖がらずに行こ~。
でもあのルート、なぜかいつでも撤収できる天気の日しか触ることがないんですよね~~~。(笑)
そーねー
乾いた時期に触ったら、全然怖くなかったりして???
キルト!
なつかしーーーーーー Zzz
取りつきで
はなたんのこと話してたんだよー。
Unknown
なんですと?
あんなに
昔、このルート登ったなんて、すごいねーって(^_^)