勝手な安心感
両親が一軒家を離れて、マンションに移り住んで、2ヶ月。
家や庭の大きさでは雲泥の差だし、土地・・・というものが無くなってしまった不安はあるけど、私の立場から言えば、毎日の安心感が格段に違う。
会社から帰って最寄の駅に着き、歩いて2分のところに両親のマンション。
今までは、自分の家に帰って、わんこを車に放り込んで、実家に出かけていたのが、帰り道にちょこちょこと寄れる。
そして、裏口からでたら、私の住んでいるマンションまでなんと30メートルくらい。
夜、何かあっても、急に母親の帰りが遅くなっても、ちょっと走ればあっという間だ。
朝、会社に行くときに、両親のマンションの入口が駅のホームから見えるので、つらつら見ていると、デイケアに出かける父親が見えるし、駅に向かっているときに、すでに父親が乗りこんでいる、お迎えのワゴンとすれ違ったりもする。
そして一軒家では数十個あった、窓や鍵。
やたらと大きな家だったので、入ろうと思えば何処からでも入れるし、庭に入られたら外からはまったく見えない。
そんな家に両親がたった二人だけでいると思うだけで不安だった。
引越してから、父親が外に出る機会も増えたので、久しぶりに会った父親の友達からは、「会話もしっかりとしてきたねー」と、言われたのも嬉しい結果。
ただ、外に出る分、車椅子を押す母親の体の負担が大きかったので、先日電動車椅子に変えた。
私はまだ押してはいないんだけど、なかなかよいらしい。
重くなったので、私が車に乗せられるかが勝負かも。
・・・・あー、体鍛えといて良かった♪
後は新築マンションのため、うちのわんころどもが走りこむのはまだ禁止。
床に傷がついちゃうからね。
だんだんぼろくなってきて、うちのわんこどもが走りこめれば言うことないんだけどね~。
・・・贅沢な悩み。