Tweet

Pocket

もちろん
「ここは出来たとして」攻撃ありありでっ。

↑　トップアウトしたとは言わんっ！

前日、土曜日の時点で、天気予報は雨マーク。

でもとりあえず雨は大して気にしない癖がついていたので、特別確認もしなかったら、同行のＦ氏から「雨なのでやめます」・・・のメール。

・・・ここではた、と気がつく。

「今回約束してるもう一人の人も、ＺＣＣの人じゃないんだった」

・・・これは訳すと

「雨でも行くおばかさんたちじゃないんだ」

になる。

急に心配になり、もう一人の同行者Ｏ田さんにメール。

精一杯私のことは気にしないでいーですよ、と言う気持ちを込めたメールのつもりだったんだけど・・・・・・

以下黒字は私のメールで、赤字はＯ田さんが、私のメールの行間に読み取ったもの。

「こんばんわ。Ｆ氏は雨で敗退だそうですが、Ｏ田さんは突撃で大丈夫でしょうか」

「こんばんわ。Ｆ氏は雨で敗退だそうですが、まさかＯ田さん、今更来ないとか言うんじゃないでしょうね。来ないとぶっ飛ばす」

というわけで、すでに中央道で本降りの中、しかも途中、早朝に到着しているＹＯちゃんから来ないほうがいいですよ、との忠告ももらっていたにも関わらず、太刀岡突撃。

着いてみるとなんとまおちえの車。
しかも車の中にいない・・・・・・ということは登ってるんだねぇ。

そして雨の中集結するおばかさんたち。
まおちえコンビ＆ＹＯちゃん＆Ｏ田さん＆私。

岩場は貸切です。（当たり前）

しとしとと降ったりやんだりな雨、しかもガス、でも途中突然見える青空。
めまぐるしい天気の中の今日のカリスマーズ＆ラッツの皆様は、順番待ちのない中、思いっきりムーブを探ることができ、幸せな一日を過ごしておりました。

↑　登ってる人が霧の中に吸い込まれていく～・・・・。

本日のおまき

カリスマは1便出しただけ。
下部はある程度確かめるだけにして、今日の目標、「終了点にクリップ」をすることに。
ラットからの分岐、クロスから遠いアンダーをさし、トゥーフック・・・のムーブは湿った感じのホールディングで、握りこんでしまい、足が伸びずに決められない。
なのでこれは出来たことにして、次のムーブを作ってしまう。
おにぎりホールドから左手で縦ホールドをガストン。
右手をカチに上げて、左手をガバにデッド。
ニーバーを決めて右手を上に出す。
後はガバをたどって乗り越し。

・・・・そのガバが濡れ濡れでにゅるにゅる～。

・・・・怖かった・・・・・。

けど、なんとか終了点に掛け、生まれて初めて13のルートのトップアウト。

テン山だろうが、途中できちゃった攻撃だろうが、とりあえず抜けたことが嬉しい。

・・・だって、最初なんて全くなんにも出来なかったんだからっ。

頑張って続ければ、きっといつか出来そうだよ♪

・・・って体感できただけでもすごく嬉しい。

雨の中頑張ってきた甲斐がありました。

「落としのよういち」との異名を持つ、ＹＯちゃん、長々とビレイありがとー。
大穴へのデッドで落ちたときの落とし方は快感ものでした♪

そして、本日のメインイベントはＯ田さんのパンクスインザダーク11ＣＤ。

朝、小山ロックに到着し、すぐに岩を確認しに行った後のＯ田さんのセリフ。

「残念ながら登れますっ」

せっかくなので、残念ながら登ってもらう。

1便目はぬんちゃくを掛け、ぐっすりお休みした2便目。

ムーブ核心の下部をまずクリア。
ここから持久力＆精神力の後半戦へ。

決して状態は良くない。

1手1手、声を出しながら、慎重に、でも必死に伸ばしていく。
ちょっとしたレストポイント以外は、どこで落ちてもおかしくないような核心が続いて、最後のガバ地帯。
ここはびしょ濡れだったらしいけど見事クリア。

本当に見ごたえのある、ＴＨＥクライミングＳＨＯＷ！！！でした。

カーテンコールしたいくらい♪

しかも今日はこのＯ田さんのトライの時だけ、太陽が見えて、終了点からの景色も格別だったご様子。

本当におめでとーございます♪

まさかこの天気でレッドポイントが出るなんて思ってなかったから、本当に良かった～。

・・・でも、みんな「雨でにゅるにゅるだったからさ～」・・という言い訳が出来なくなっちゃったね。

まおさん、ちえちゃん、今日も楽しいトークをありがとー。
ＹＯちゃん、今度は雨雲連れてこないでねー。

・・・また一人減っちゃったな。

太刀岡メンバーズ。

嬉しいけど、くすん。