香りフェチ

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香りフェチである。

どれくらい香りフェチかと言うと、住宅地の庭に咲いているお花の種類を覚えて、季節ごとに夜のお散歩のコースを変える。
真っ暗な中、人様のお家の庭先にたたずんで、お花の香りを楽しんでいる姿は、きっといつか通報されるに違いない。

そして再びどれくらい香りフェチかと言うと、日本のお線香の生産の7割を誇る淡路に、お香を買いに出かけてしまうくらい。

もう相当前になるけど、お香の工場めぐりをしに淡路に行ったことがある。
とはいえ、私の父方の一族の本家は淡路なので(名前の地名もあるしね)、お墓参りがメインと言えばメイン。震災の後、初めての淡路でもあったっけ。
江井の町のほっそい路地が姿を消し、普通の新興住宅地のようになっていたのが、胸が痛む光景だった。
幸い親戚が直接震災で亡くなる事はなかったけど、震災泥棒に非難させてあった書籍を盗られたり、PTSDのような状態になった人は少なからずいた。

さて、お香探しに話を戻して・・・・。

いろんなところを回ったけど、一番気に入ったのが大発の丹花、梅バージョン。短いものがポケット丹花として桜木町の仏具やさんでも手に入る。

実はこのお香、木造住宅の実家でたくのが一番合う。

鉄筋コンクリートの我が家では、少し趣きが違う。
似合わない、と言う表現が一番。

香り的には一番好きなのに、家に合わないと言うのはちょっと悲しい。

この夏には木造住宅の実家もなくなってしまい、両親もマンション住まい。

鉄筋の住まいに合うお香探しはまだまだ続く・・・・。

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この記事へのコメント

  1. 香りフェチ
    私の上司(女性)は男性を選ぶ時は文字通り嗅ぎ分けるそうです。香りで選ぶと間違いがないんですと。ホントかなあ?

  2. あのーあのーあのー
    ・・・何の間違いがないざんしょ??

    やはり、この話と先日の某Gの話は徹夜でお話しないといけませんわ。

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