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↑　「か、母ちゃん・・・・もうだめだ・・・歩けない・・・・。」

「頑張れ！もう少しだ！歩くんだ～っ！」

↑　そう言う母ちゃんも遭難寸前・・・・。

あけて二日目。

まずは根子岳の後ろにある米子大瀑布へ。
実は今回、この滝が見たくて出かけてきたのさ♪←あれ？わんこ孝行じゃなかったのっ？？？

100メートル近い滝が２本豪快に落ちるこの滝の景観は「日本一！」と言う人も多い。
滝フリークの私としては行かなくては！・・・と思っていたのだ。

紅葉の頃はすごいことになっているだろうと思われる、今は雪に閉ざされた山道を行くこと10キロ。

↑　誰もいない（当たり前だろ）駐車場に到着。
やはり広いところに来ると、とりあえず走る黒豚とうさぎ。

ここから米子の滝までは徒歩で20分くらい。

黒と茶ーにとっては胸までのラッセルでちょっと可哀想だったかも。
しかし人間もここまで雪があるとは思っていなかったので、2人とも運動靴。
凍傷の恐怖と闘いながらの山行！（もちろん大げさ）

どちらかと言うと、カモシカさんの横についている、どう見ても熊さんの足跡に見えるものの方が怖かった・・・・。

↑　米子大幕府は米子川源流、四阿山の北麓の懸崖に並んでかかる、不動滝（落差85m）・権現滝（落差75m）２滝の総称。今でも修験者の道場となっているようで、ネットでは滝に打たれる写真も見たけど、今やったら死ぬね。

今年は冷え込みも厳しいのか、すっかり表面は氷で覆われていて、氷の割れ目から水が落ちるのが見えるくらい。

でもその大きさと迫力と美しさに圧倒。

ぜひかまきりになって登ってみたいっ！・・・・じゃなくて、凍ってないときにも見に来たい。

わんこがあまりに寒そうなので、ここから他の滝へもまわれたんだけど、今回は断念。
あくまで、わんこ孝行だしね、わんこ孝行♪

・・・黒と茶が字が読めなくて良かったよ・・・・。

さて、メインの目的も果たせたので、次の目的地まで移動。

途中偶然に見つけた稲倉の棚田

これも季節に来たらきれいだろうねぇ。

季節外れが得意な我が家。

↑　次は海野宿。北国街道の宿場町。
昔の町並みがきれいに残されていた。お店をやらずにそのまま住んでいる家庭が多いため、連休中だったんだけどあまり人がいなくて、町並みを堪能できたよー。

↑　卯建。これは本うだつと言って、主に防火壁の役にたったんだとか。
「うだつが上がらない」・・・はここから来てるんだよね、確か。
しゃちほこみたいな装飾がされた神うだつもたくさんあったよ。

↑　海野格子というらしい。
組み合わせが綺麗。

↑　お宿に入るまでは時間があるので、鬼押出し園とやらも行って見た。

軽井沢で仕事をしていたときもあったんだけど、逆に仕事でいくと観光地なんて見られないのよね～。

なかなか面白い風景ではあるけれど、この時の噴火での惨事を聞くと、微妙な景色。

↑　非難シェルターが何箇所もある

↑　一応記念撮影♪

↑　そしてお宿到着。
よく頑張りました、もんちゃん。

ご飯を食べたらすぐに爆睡。

ちなみに本日の宿はペンション「ラ・ベルドゥーラ」
わんこもOKのペンションなんだけど、レストランのようなラウンジで、暖炉があって、部屋もゴージャスだし、何しろ泊まっている方たちったら、みんな外車ばっかり。
連れて来ているわんこたちも、ご飯の間は足元におとなしく横たわっていて、なんだかセレブな雰囲気でした。
我が家の黒と茶は鳴かないのでそれは安心なんだけど、くれくれ攻撃がうるさいのが恥ずかしいわーと思ってたら、さすがに疲れたのか思いのほかおとなしく、もんちゃんはそれこそセレブ犬よろしく、椅子の足元におとなしく寝てるし。

あー、歩かせといてよかった・・・・。

場所も高台の一軒家で景色最高。

お部屋についてるヒノキ風呂からは浅間山一望でした。

わんこを連れてる人も連れてない人もおすすめよー。