少し書けるかも
先日マスコミでも大きく取り上げられた広島ドッグパークの崩壊のニュース。
これは取り上げられた、というよりは、マスコミの力を最大限に利用し、その摘発を成功させたものだ。
この史上最大とも言ってもいいレスキュー劇。
このようなレスキューの現場では、知名度を上げたいためだけの多くの似非NGOも出没する。
現在ではそのようなNGOも淘汰され、熱心なボランティアさんたちを中心に救助活動が続いている。
先日里親会が開催され、多くの犬たちが新しい生活へと一歩を踏み出した。
彼らに人間への信頼と、心の安らぎが訪れることを願う。
このニュースが流れてから、毎日その後を気にしていたけど、心の中でいろんなものが処理できずに書けなかった。
今我が家にいる二匹はペットショップから来たのと、ブリーダーさんから来た子たちである。
いわゆる純血種というのを飼ったのは初めてのことだった。
わんこ友達というのができたのも初めてだし、ネットや雑誌などで様々な情報を手に入れるのも初めてだった。
日本のペット業界の恐ろしさや、先進国では日本と韓国だけとも言われる生体を扱うペットショップの存在、里親会というものがあるというのを知ったのもこいつらがきてからだ。
去勢や避妊手術の是非を真剣に考えたのも最近の話だ。
血や臓器を提供する供血犬という存在がいるのを知ったのは、お隣にそのリタイヤわんこが来てから。彼女のようにみんなに囲まれて余生を送れる子はほとんどいないと言う。
日本のペット事情の中で、ふと純血種を飼っていることに恥ずかしさを覚えてしまった自分にたじろぐ。
夜、だんだん寒くなってきて、うちのわんこどもの寝る位置が変わってきた。
夏の間はお布団からはみ出た場所で寝ていたのが、今ではぴったりと私に密着して寝ている。
安心しきった顔で寝ているのを見ると、私も安心して寝ることができるよ。