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あけて日曜日。

本日は待ちに待った（？）みずがき小ヤスリ、蒼天攀路チャレンジの日。
起きたら、なかなかの天気。
夜のうちにかおるさんが到着していました。本日は小川山とのこと。頑張ってきてください。

さて小ヤスリ岩。
（3キロバイトしかない記憶をたどって）小さいカムは要らなかった記憶があるけど、一応カム1セットとでかいカムを余分に持って出発。
前回も迷って藪こぎだったけど、今回は調和の幻想登った時にだいたいの場所は確認したし、私も取り付き近くなったら思い出すだろうと、アプローチはあまり気にせず出発。
・・・・というか私は3ピッチ目のことで頭がいっぱいだったような気がする。

昨日は晴れてはいたけど、最近雨量が多かったせいで、末端壁の前の枯れ沢に水が流れてました。
他にきてたクライマーもここに水が流れてるのは初めて見た、とのこと。
末端壁のルートも染み出しがすごかった。
クラックは乾くのが遅いから、梅雨時期はほんとに難しいかも。

ガレ場を少しあがってから、（3キロバイトしかない記憶をたどって）右にトラバース。
樹林帯に入り、もう一つ沢スジを超えて行く。
この頃は霧が立ち込めて、小ヤスリの岩が見えないので、（3キロバイトしかない記憶をたどって）取り付きを探す。
ザックを置いて2本ほど（3キロバイトしかない記憶をたどって）沢スジを上がって行くも、取り付きらしいところが無い。
（後で確認したら、いい線まで行っていたので、もう一本隣の沢スジだったみたいだけど）このあたりで「あれ？こんなに右に行かないのかも？」という雑念が湧き上がり、今度は左に左にトラバースしながら（3キロバイトしかない記憶をたどって）取り付きを探す旅を続ける。
開拓のための赤テープが罠のように、ちりばめられていて、（3キロバイトしかない記憶をたどって）この上かも！！と強引に上がって行くとなぜか、正面壁の看板ルート、ベルジュエールの途中の白熊のコルあたりの終了点に出たりしてしまった。

この時点で大間違いなのだけど、この風景はすごい！この風景一生見ない人もいるんだ・・・と思うともったいないような迫力の壁の途中。
ベルジュエールいつかは登るぞ♪・・・・と書くとＺＣＣクラッカーズの思うつぼなので、ここでは書かない。

↑　正面壁の崩落穴。
指差してるのはベルジュエール・・・・より上？？
どこ指してるの？？

この時点で時間切れ、しょうがないので正面壁の1ピッチでもいいから登って帰ろうと思ったところで、急に霧が晴れて、小ヤスリが見えた。
この時間からじゃリカバーできない距離だった。
・・・・・下調べを怠って（3キロバイトしかない記憶をたどって）やってきたのが間違いだったわ。
それにしても、昨日のふみ姫に始まり、本日の私の「あ、あっちよ。あれ？きっとこっちよ、あれー、一体どこなの？？？んもー、なんではっしーわかんないの？？？（←わかるわけない、初めてなんだから）」の仕打ちに耐えるはっしーは真性のＭです。
ご愁傷様です。

そんで正面壁。
下部びしょ濡れ。完全敗退決定。
6時間さ迷ってた計算だねー。
いやー、カム背負ってのリングワンデリングは厳しかったー。これで黒戸尾根も行けるかな？？？←行けねーって

登ってもいないのに、くたくたに疲れた身体を増富温泉で癒し、帰路へ。
なぜか回転寿司を食べたいと言うはっしー。
昨日じゃんぼ餃子食べに行く時に、回転寿司スシローがあったので、そこを目指すことに。

「どのあたりだっけ？まきちゃん覚えてる？？？」

・・・・・まだ私の記憶容量が3キロバイトしかないことを学習しないはっしー。
はっしーの学習能力は2キロバイトくらい？？？？

ほんとにすいませんでした。

たまちゃん、前言撤回。
もし迷わず行ったとしても、アプローチはアプローチ嫌いなたまちゃんをマルチ嫌いにするにも十分過ぎるような気がした。

さぁ！次にみずがきに行けるのはいつ？？？？