山が・・・
私の住んでいるマンションから見える風景はとても素敵だ。
里山が目の前にあり、茅葺きの古民家(現在も地主さんが住んでいる)がその前にたたずみ、畑をおばあちゃんが耕している。今の季節はまだ葉っぱが濃い緑に色づく前の若くて淡い緑と、山桜の淡いピンクとがぽやぽやと混ざりあって、パステルカラーの空気がそこからあふれてくるような気がする。
マンションに移ってきたときに、空調の室外機を窓の上部に取り付けるようになっていたんだけど、それだと、窓にほんのちょっと室外機の影がかかって、その風景の一部が侵食される。それがいやで、電気屋さんにお願いし、ホースを伸ばしてベランダの端っこ、その風景にかぶらない位置に室外機をつけてもらった。
それくらいここからの風景が好きだったのに・・・。
平成15年、横浜市の管理を離れて、その山も売りに出されてマンションが建つという。先日からとうとう工事が始まり、毎日少しずつその山が削られていく。今の私が住んでいるマンションも、実家も山を切り開いて住宅地にした場所に住んでいるので、何も言えないのはわかっていても、毎日少しずつ木が切られ、崩されていく山を見ているのは本当に悲しい。最後だから、と一生懸命見納めに山を見ようとしても、悲しくて見ていられない。
・・・何年か後には、私はどこかの山の近くに引っ越しているんだろうなと思う。
まわりに緑がないと酸欠になる・・・・。
この記事へのコメント
住まいへの想い。
自論ではあるが男と女では住まいへの想いは少し違うだろう。
少し都会的要素がある方が人は住みやすいのだが、悲しいかな我々の様なアウトドアで遊ぶ人種は同時に緑も求めてしまう。
日本は田舎ほど自然の大切さを重要視しない。又都会人は自然を求める。これはお互い無い物ねだりなのだろう。
その自己矛盾を解決するには放浪癖の様なものを持ち合わせた方が順応しやすいと思う。
そだねー
うちの実家は畑をやっていて、農薬を使うのが怖かったので、無農薬。
・・・・ということはね、葉ものはゴールデンウィークを過ぎたら食べられないのよ、すごい虫がつくので。
だからゴールデンウィークを過ぎてからは、畑の葉ものに見向きもせず、スーパーで買ってきた農薬ばりばりの虫のいないレタスを私は嬉々として食べていた。
「野菜は無農薬が一番だわよねー」と言っている虫も触れないようなおば様は、尺取虫やバッタを食べてしまってもそう言えるのだろうか・・・・。
とふと思うことがある。
私はどちらも不可抗力で食べてしまったことがあるが、まずいぞ、あれは・・・・。
畑で採ってきたほうれん草をラーメンに入れて食べていたら、大きな芋虫がほうれん草についていたんだけど、ラーメンと見分けがつかなかったんだよね。
・・・・お食事中の皆様、すみません・・・。
・・・・ちょっと違うかな。
芋虫食べると
おまきさんのように難易度の高いクライミングが出来るようになるのかなー
食べてみようかなー(冗談)そんな事はないですね
日々の努力、長年の積み重ね、そして才能がそうさせるのでしょうねそして楽しみます。