日常のわんこのお散歩
普通に仕事をしているので、平日のわんこのお散歩は大体夜になる。
夏の間は暗くなる前にお散歩に行けるため、近くの公園で、いろんなわんこのお友達に会うことが出来る。
でも冬の間は時間は同じでも、もう真っ暗。大体みんなお散歩が終わってしまっているので、誰にも会えない事が多い。それでも時々会えるのが、もんじろうが大好きなチョコちゃん。
チョコラブの男の子なんだけど、もんじろうは大好きで大好きで大好きで大好きでたまらないらしい。公園で見つけると、どんなに遠くでも猛ダッシュでチョコちゃんのもとへ走っていく。チョコちゃんも一瞬はかまってくれるのだが、所詮もんじろうは男の子。どちらかと言えばもんじろうより、女の子のわんこがしていったおしっこの匂いなんぞをかいでいるほうが幸せらしい。しかしもんじろうも諦めない。体の大きさが違うから、もんじろうの「大好き、お口にチュー♪」攻撃はジャンプしないと届かない。一生懸命チョコちゃんのお口に向かってジャンプするもんじろうを無慈悲にもまたいで通り過ぎる。かまってもらおうと、チョコちゃんの前でお腹を見せてひっくりかえるもんじろうを、踏んで通り過ぎる。私に撫でてもらおうと寄ってくるチョコちゃんと私の間に必死に割り込むもんじろうは背が小さいので、チョコちゃんの視界にすら入ってない。
・・・・可哀相で笑えるもんじろうのお散歩の一こまである。