いろいろ

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今年一緒に住んでいた人と別れた。
私がその人と別れたのは「変わらないから」、と思っていたけど、それは自分に都合のいいように、ということだったんだな、と気がついた。変わった方がその人にとっていいからじゃなくて、私にとって都合がいいから。

人生でもクライミングでもパートナーを組むというのは、相手が最大の力を出せるように考えていかなくてはいけないはず。私は人生においてもクライミングにおいても最良のパートナーと言うものを切望しているにも関わらず、その原点を無視して、ただ自分の思うようになる都合のいいパートナーを探していただけなのだな、と。

本当に変わらなくてはいけないのは私だ。本当の自分を知って、本当の意味で相手を思いやれなければ、一生パートナーは見つけられない。結局今、私のそばにそういう人がいないのは、自分が人に何をしているか気がつかず、人を思いやれていないからに他ならない。自業自得だ。

最近隠し遂せると無意識に思っていた自分の中の醜い部分が、どんどん白日の下にさらされてきてる。それでも周りの人にはいい人と思われることに未練があり、必死で言いつくろってきたけど、もう自分でも隠しようがないことに気がついた。

紆余曲折を経て、やっと思考がここまできた。
もう遅いと思う。でももう一度、周りの人に何をしてきたのか考えようと思う。答えが見つかるのか、自分が見つかるのか、ましてや自分が変われるかどうかはわからない。
別れてからの自分が本当に嫌で、でもそれを考えたくもないから必死で身体を動かしてきたけど、このままだと自分が嫌な人間だと言うことを隠すのがもっと上手くなって、隠していることすら気がつかず人生が終わってしまうかもしれない。

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