久しぶりの怒涛の100名城攻め 3日目
泊まった道の駅近くにお城があったので、一応出かけてみる。
天正8年、豊臣秀吉が鳥取城攻めにやって来た折に陣を張った山。本来は丸山城と伝えられている。
鳥取県には丸山城と呼ばれるものが3つ存在するようで、城名は公募によって河原城と命名されたらしい。
天守閣風建物は、なぜか犬山城の天守を模しているとか。
この建物と駐車場で、逆に遺構がたくさん壊されてしまった…と書いてある記事もあって、多少残念感はあるものの、町の人達がさまざまなイベントを開催し、
人が集うシンボルとして成り立っていた。
いろんな役目があるのかも、城趾。
そして本日の本命の鳥取城へ。
久松公園と言う名前が通りがいいのか?
鳥取城といえば兵糧攻め。
秀吉が鳥取城を落とすのに、兵糧を絶つ方式で開城させたもの。鳥取の飢え殺し(かつえごろし)とも言う。
数ヶ月もの兵糧絶ちによって、人肉を食べるということが起きたとか起きないとか。
ゆるきゃらブームで、そのかつえごろしを表現した「かつえさん」という、痩せた女性が手に食べたであろうカエルさんをもっているキャラを発表したけど、
あまりにどうよ、ということで、すぐに却下になってしまったものがある。
ちなみにこんなんこんな動画もあったりする。
意外と裏では盛り上がってたのかも。
まずは山頂にある本丸跡を目指す。
急登20分くらいかな。
ちゃんと、一合目から十合目まで、看板が出ていた。
なので、ハイキングと言うよりは山登り(笑)
斜度は結構なアルバイト。
階段の段差が大きいのでもんじ早々にギブアップ。
登りはほぼ抱っこちんで、人間は歩荷訓練状態(笑)
クライミングしてる週末より足の筋肉痛がひどいぞーーーー。
最後だけ頑張ったもんじ。
頑張ったの最後だけなのにドヤ顔(笑)
本当に頑張った人間への登ったご褒美は、昨日に続き絶景が待っていた。
なんと鳥取砂丘まで見渡せる頂上でした。
そして下りてきてのご褒美は国内唯一の丸い形の石垣、巻石垣。
江戸の終わりのころに、石垣の崩落を防ぐために築き足された石垣。
この上にあるのが「天球丸」で、石垣の名前の由来かと思うけど、そうじゃなく、天球丸は鳥取城城主・長吉の姉『天球院』の居所があったことからついた名前なんだそうで。
しかし、この造形美がすごくいい。
しばし時間を忘れて、石垣の前に座り込み、ぼーーーーーーーーー。
もんじろうもぼーーーーーーーーー笑。
いやぁ、、疲れた。
その後は順番こに隣接の博物館も見学。
その間お互いに開け放した車から、堀の緑を眺めながら、またもやぼーーーーーーーーー。
いい時間のような、疲れが出てきたような(笑)
さて、ここで今回の予定していた課題は全部レッドポイント(笑)
帰路についてもいいんだけど、もひとつくらい行けちゃうんじゃない?
どうせ高速混んでるしねーーー♪
と、家路に近づきつつ行けそうな篠山城址。
3時過ぎに到着したので、人出のピークを過ぎているのか、もともと人が来ていないのかわからんけど、
それはそれは静かな、人の少ない城址をのんびり堪能。
石垣は立派。
よく残っている馬出。
土を盛り上げての馬出はここだけなんだって。
復元された大書院はわんこNGで入れないので、またもや順番こで見学。
でもここは外もいろいろ看板があるので、待つにはちょうどいい作りでした。
今はこんなに静かな城址だけど、天下普請で築かれたつくりは堅牢で、堀も大きい。
空気感と作られた意味のギャップも面白い。
お城の周りをぐるっと回り、武家屋敷並びを見ながら駐車場へ。
今日も汗ダクダクの城址巡りだったので、まずは近くにある温泉へ。
昨日の激混みと違ってがらがらだったので、思い切り手足伸ばして温泉を楽しみました(笑)
さー、今度こそ帰るよー。
今から飛ばせば夜中には家だね。
飛ばせば?
飛ばせればね。
渋滞情報を見ると、こんなに渋滞だらけで飛ばせるわけないじゃーーーん(^_^;)
じょんさん曰く「今日中に帰らないと、帰りの高速が平日料金になっちゃうよ」
私曰く「100名城なんだから、新たにいつか出かけてくることを考えたら、今回帰りにもうひとつ落としておく方が、長い目で見て経済的!」
という、強引な家族会議の結果、やはり帰り道上にある城をもう一つ攻略して帰ることに決定。← まだ行くんかいっ!!
一般道を30キロで道の駅。
それこそとばせばすぐだけど、おそろしや連休最終日。
一般道もゲロ混みで、結構な時間がかかって道の駅ガレリアに到着ー。
やっぱりはじめての土地はどの道が混むのかよくわからないねぇ。
てなわけで今日も車中泊しとりますがな。
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