まずは鬼ケ城から 三重の旅1日目のその1
いやー、混んでた混んでた。
さすが、ゴールデンウィーク。
夜の12時を過ぎてもすんごい渋滞の東名道。新東名と東名の合流のあたりがもううんざり、な往路。
でも明日また渋滞にはまるのは嫌なので、頑張って亀山ジャンクションを超えた頃には夜中の2時でしたー。
ここで撃沈して、明けた土曜日。
行先は三重県熊野古道一帯のまずは鬼ヶ城。
この辺の一帯を治めていた有馬和泉守忠親が山頂に築いた隠居のためのお城。
城としての由来はあまりないけど、城跡の下の海岸線の遊歩道は必見。
リアス式の海岸沿いに、道が削られていて、鉄の柵はあるものの、結構な高さで、落ちたらまずい箇所が普通なので、ぴとんよりももんじよりも、私が一番へっぴりごし(笑)。
ここはまだまだ安全。
母ちゃん、頑張れ。
このハング登れる??
まだ元気なもんじ。
へっへっへー。ちょろいちょろい~♪
このスラブいいなーーー。
ワイドもいいなーー。
ぴとんも頑張りましたが、あまりに道が細いところは、足がよろけるとまじで危ないので抱っこ♪
多くの観光客は少しだけ歩いて来た道を帰るけど、もちろん私たちはそんなもったいないことはしないのです。
クラクラするほど怖い海岸の岩陵を歩ききり、そのまま山の方へ上がって熊野古道の一つ、松本峠に入る。
石畳が美しい。
松本峠の熊野古道は、連休とは思えなくらいに人が少なく、昔の人が歩いた風景を静かに楽しめますよー。
えっちらおっちら歩いて行くとお地蔵様が静かに佇む空間が。
杉林の中を歩いてきて、竹林に変化すると、なんだか時代がさかのぼったよう。
鬼ヶ城城趾は松本峠から下るハイキングコース内にあるので、一石二鳥。
城跡から見える七里御浜。
約25キロも続く美しい浜辺です。かつての巡礼の人と同じ風景を見ているという感覚がたまらない。
めっきり歩けなくなったわんこたちが心配だったけど、驚異の頑張りで、途中何度かの抱っこはあったものの、見事海岸線と山道の2時間を歩ききってくれました。
さすがにいろんな岩場を一緒に歩いて来たもんね~。
でも車に帰るとさっさと爆睡(笑)
ここで、名物のサンマ寿司を食べて英気を養い次の目的地へ。
すぐ近くにある花の窟(いわや)は日本最古と言われる神社。
建造物は無く、岩そのものを祀ってあります。
小さなところだったけど、熱心にお参りする人がたくさんいました。
そして、まだまだ一日目は終わらないっ。