今度は福井へ、丸岡城からの、まさかの100キロマラソン???

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今日の目覚めは、道の駅坂井。

本当は海の近くの三国に一度立ち寄ったんだけど、静かそうに見えて、バイクで走り回ったようなタイヤ跡があるので、敬遠。
道の駅坂井に移動した次第。
ヤマダ電機や、マックやホームセンターの立ち並ぶ幹線道路の脇なので、さぞや煩いかと思ったら、夜の車通りはほぼ皆無(笑)
静かな一夜でした。

朝一番で、第二の目玉丸岡城
これは、現存する12の天守のなかでも古い様式をもったもので、一向一揆の備えとして、織田信長が柴田勝家が甥の勝豊に築かせたお城。
野面積みの石垣の上に、こじんまりと可愛らしい大きさながら、どっしりとした存在感を誇っています。

新しい華美な白い城よりも、こんな感じの素朴な野性味のある城が好きなんだー。

階段がすげー斜度。
お尻ごと落ちてきそう(笑)

眺望も見事。
四方に睨みをきかせられただろう・・・・。
狭間、石落とし、石垣、懸魚など、じっくり堪能できたので、ここは三ツ星。
朝一番に満足するものが見られると、後がねぇ…(笑)

それにしても、今回はもっと気温が涼しいかと思いきや、夏日の気温なので、わんこが入れないところは日陰の駐車場所を探すのに、気を使う。

お次は永平寺。

曹洞宗の第一道場です。じょんさんは歴史だけじゃなく、神社仏閣の知識も豊富なので、便利なガイドさん付き状態での参拝(笑)。

ここも駐車場に気を遣うけど、わんこが乗ってるのがわかると、駐車場の人の連携で日陰の駐車場を教えてくれて、安心して参拝できました。
ありがとーーー♪

まずは、入場。
内部の説明を聞き、ディズニーランドのホーンテッドマンションのような(笑)流れで進んで行く。

中は大きくて、確かに美しい。

どこを切り取っても絵になるし、金木犀の香りと相まって漂う香の香りも素敵。
たち働く修行僧も、趣があるし、英語がペラペラの若い僧侶か、修行僧もたくさんいて、外国人観光客も楽しんでました、

ただあまりにシステマチックな流れの参拝なので、信心があまり触発されない・・・・・(笑)。

これで、今年の年末の行く年、来る年の永平寺の映像が身近になったけどね。
参拝の後は越前そばと、ごまどうふでお昼。
時間があれば、精進料理もいいかも。

さて、朝からお留守番ばかりだったので、どこかでわんこのお散歩がしたいと行ってみた恐竜博物館は、とんでもない人出。
降りる気もせず、ならば恐竜の森でお散歩しようにも、熊が出たとのことで、遊歩道はすべて通行止め。
住宅地に近いところなのに、本当に今年の福井は熊が多いんだなぁ。
日本で発掘される恐竜の8割がここ勝山なんだとか。
いつか恐竜メインのツアーでも来たいなぁ♪

しょうがないので、次の目的地、勝山城で、入場の前にわんこのお散歩。
ここは事前に調べても、あまり予備知識が得られなかった。
石垣から天守閣まで一番高い城だと書いてあったっけ・・・・・。

そして、今回の旅で一番やっちまった感のあるお城へ。

はい、愕然とするくらいの、俗世な建物。
コンクリートの壁にしか見えない石垣には竜が彫ってありました

確かに高いだけあって、上からの景色は最高だけどねぇ。

大野城へ行けばよかった~。

うーん、うーんうーん、こんなんじゃ、一日終われないー

よーし、こうなったらまだ時間もあるし、口直しに白山スーパー林道で絶景を見ながら、白川郷に移動よー
と、山道をひた走る。

一瞬電光掲示板に「白山スーパー林道通行止め」って書いてあったような気がした。
でも季節的には通行できるはずだし、次にあった掲示板には「シートベルトをしましょう」しか書いてない。
まさか、こんな観光シーズンの週末にスーパー林道が通行止めのわけないじゃん、と、なおもひた走る。

すると、「なんとかウルトラマラソン開催」って書いてある看板と、向こうからどんどん走ってくるランナー。

そして、…あれ?
今、なんか通行止めって、書いてあったかも…程度の看板が、気がついた限り三枚。

結局、なんか、ほんとに通行止めなの?くらいの感じで突っ込んだら、最後の最後で間違いなく通行止め。
詳細を聞こうと実行委員会に連絡をしても、電話は誰も出ず。
ふざけんなよー、この道で帰ろうと思ってたのに、どーしてくれるんだよー!…と、ぶちギレ寸前。

なんで、こんな週末に通行止めしてあるのに、もっと手前から大々的に注意しねーの?
白山ウルトラマラソン、誰でも知ってると思ってるの?
それか、入り口近くの温泉地にもっと人がいかなくなるから、あえてぎりぎりまで書かないの???
ただでさえ、山道走ってきて疲れてんのに、どーしてくれんだよっ!

このまま引き返すのもつまらんと、あたる先の無い怒りを、近くの温泉で静め、ちょっと戻って道の駅瀬女まで。
ちなみにこの大会は、道の駅瀬女近くの小学校を出発し、白川郷までの50キロと、白川郷まで行って帰ってくる100キロの2コース。
ここは100キロのゴール間際なので、応援してる人もたくさんいる。

ランナーの人には非はないし、せっかくなのでなんとなくゴールしてくる人を応援してたら、なんか、朝4時に出発し100キロ走り終えてきた人たちの姿に感動し始め(笑)、うるうるしながら拍手でお出迎え。
7時がタイムリミットの最終ランナーの人見た時なんて、まじで泣いた。

往路高低差1000、復路高低差1000のとんでもないウルトラマラソン。
100キロ地点のゴール付近のランナーを言い表すと、ゾンビ映画のようだった・・・・が一番しっくりとくると思う。

さーて、金沢回って行っても白川郷は行けないこともないけど、暖かいうどん食べたら動くのも面倒になってきて、今日はここで撃沈。
明日ゆっくりドライブして帰りますー。

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