カンがいいな・・・・・
さかのぼること旅行に出る数日前。
どこのお城を見て、どこでわんこのハイキングをしようかと、つらつらと地図を見ていた時・・・・・。
「あ、この地名はブログで見たことがある!きっとまきちゃんの仲間の怖い人(笑)がいっぱいいるんだな、近寄らないことにしよう・・・・・」
と、ぶつぶつ言っているじょんさん。
ちなみに見ていたページは瑞浪あたり。
ちっ、カンがいい奴はこういう時に、騙くらかせなくてめんどくさいぜ。
しかし、まだ荷物の中にクライミングシューズが入っていることには気づいていまい。
明けて二日目。
お天気も良好。
今日の目標は苗木城@中津川。
巨岩、奇石を利用した城跡。
木曽川に覆いかぶさるような感じでそびえる高森山の上に築かれたお城。
遠くからもその石垣を望むことができて、わくわく感は募る。
駐車場に車を停め、てくてく歩くと・・・・
あ、クラック見っけ。
あ、いいボルダー見っけ。
いいガバだなぁ。
・・・ちなみにこのガバ・・・じゃなくて、この凹みは当時柱を立てるのに穿たれた穴なんだって。
政局を行った建物の柱の跡。
櫓跡。
ジブリの天空の城ラピュタのワンシーンを思い起こさせる空気。
本丸の天守櫓跡。
実際にこの柱の上に3階建ての櫓が組まれていたそうで。
櫓の上から見える絶景。
木曽川と恵那山を望む。
城や歴史に興味が無くても、この展望を見るだけでも、ここはおすすめ。
恵那ボルダー遠征のクライマーさんへ。
ちょっと目を離すと登っている。
馬洗岩。
兵糧攻めで水を絶たれたときに、この岩の上に馬を乗せ、お米を水に見立てて洗い、水が豊富だと敵を欺いたという岩。
・・・・どうやって馬を乗せたんだか・・・・・。
昨日訪れたのが霧ケ城なら、今日の苗木城は別名霞ケ城。
また、赤い壁の城だったことから赤壁城と呼ばれているそうだ。
ここは資料館もしっかりしていて、苗木城が再現されたジオラマがすごい。
城跡を見る前に資料館で勉強してから・・・・と書いてあったけど、できれば勉強してから城跡を見て、もう一度資料館・・・・というのが最高かも♪
なんだかじっくりと時間を使ってしまったので、私のたくらんでいた笠置山ハイキングは時間がなさそう。
・・・・前述で書いたように、まだじょんさんには恵那ボルダーのことは話してないし、笠置山のブログも書いてなかったし、笠置山ハイキングと称してボルダーエリアを下見する予定だったのに・・・・・。
じょんさん曰くなんとなく、嫌な予感がしてたらしいけどね(笑)
しょうがないので、観光に変更。
恵那峡でも見ようかと行ってみたら、なんだかもんじろうの様子が変。
びっこ引き出したなぁと思ったら、片手をあげて歩かなくなっちゃった。
痛めたわけじゃなさそうだし・・・と確かめたら、爪が伸びすぎてて、肉球に当たっている様子。
あららら、気が付かなかった・・・・・これじゃ、痛いねぇ。ごめんね、もんじろう・・・・・。
結果的には笠置山に登り始めなくてよかった。
近くのトリミング屋さんを探して、爪切り~。
狼爪は地面に着かないからしょうがないとして、ほかの地面に着く爪も、ぴとんに比べると体重が軽いからか、全然削れないんだよね。
ぴとんと歩く距離は同じなのに・・・・・。
あぁ、自然の岩場のカチ持ちが懐かしい・・・・。
行先変更。
中山道の宿場町。
妻籠へ。
この旅行で唯一観光地っぽい人出だけど、それでも絶対人口数は少ないんだろうな。
これくらい人がいても、なんとなく落ち着きを感じる。
ペットOKのお蕎麦屋さんでご飯。
「なんだ、母ちゃん、おいらの分が残ってないよっ」
・・・・・さて、なんだか予定がちょっと狂っちゃったので、明日の渋滞も考え、帰る方向へ車を進める。
せっかくの記念旅行なので、どこか美味しいところがないかなぁ・・・・と探すも、道路わきの灯りはどんどんなくなり、山道へ。
それなら・・・・と高速に乗ってしまいSAで寝ることに。
10周年記念のディナーは、なんとSAのレストランと相成りました。
ま、諏訪湖を眺めながらの夜ごはんだからいっか(笑)