怖いよ~、怖いよ~、でもやめられないよ~
何の気なしに買った文庫本。
「赤いヤッケの男」安曇潤平著。
山の怖い話の短編集。
読み出しで結末も解るような、単純な、使い古されたような内容の話の羅列なんだけど、なぜか怖い~。
少しでも山を歩いたことのある人なら、想像がつくシチュエーションで、岩場に行くまでのアプローチとか、キャンプ場とかの置き換えの妄想も可(笑)
じゃあ、読まなきゃいーじゃん、と自分でも思うんだけど、なんだかやめられないし・・・・。
これを読んだ後の、人の少ない廻り目平。
絶対に夜にトイレに行かなくてもいいように、寝る前30分の間に3回おトイレに行ったわよー(笑)
霊感が強いとは思わないけど、後から思うとぎょえーーーーーな体験は多い。
なぜか体験してるその時は、あまり怖いと思わないんだな。
怖がってる人を見たりする方が、よっぽど怖い。
岩場へのアプローチでは、あの岩場へ行く途中のあそこと、あの岩場へ行く途中のあそこ・・・・。
いつも通り抜けるときに気合が必要なんだよねー。