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「お客さん、お客さん、いいルートありますぜー。
ぜひ触ってみてくださいよ。

え？遠そう？？
そんなことはございませんよ、お客さんのリーチなら一発OK。

え？クリップが怖そう？？
何言ってるんですか、ここはちょっとかっこいいとこ見せて、一本くらい飛ばしてぱぱーっと行っちゃってくださいよ」

・・・・2本目のクリップで惨敗。

「お客さん、お客さん、小川山好きなお客さんにぴったりのルートありますぜー。
このホールドなんか、持ったら気分は小川山っ。
サービスで、スタンスは小川山にしてはガバみたいな大きなやつ用意しときましたからねっ。
もー、お客さんのために作ったって言っても過言じゃないですよ。
え？働け？
働けなんかに比べたらちょろいもんですよ、ぜひ。ぜひ。ぜひ。

え？グレード？？？

12Cくらいかな。」

・・・・あーたの作った12Cなんて体壊すに決まってんじゃん。
取り付く前に惨敗。

最近ホールドが変わったため、新しいルートがぞくぞく出来てる。
セッターは自分のルートを登って欲しいのか、どれ登ろうかなー、と物色していると、すすすすすぅー、と後ろから寄ってきて上記のようなことを言う。

しかし、そういうやつのルートほど体に悪いものはないっ。

危ない営業マンがうようよなので、気をつけなきゃ・・・・のJウォール。

本日も常連さんだらけ、＆　久しぶりにいじめっ子登場。

真ん中緑バー11C　　
結構悪いホールドが多彩な形でついてて面白い。
終了点が取れずに惜しくもフォール。
・・・それにしても今日は滑るな・・・・。

ルーフ黒■12A
久しぶりのこのルート。今日はルーフの抜け口まで繋がった・・・・んだけど、普通でも遅い私の登りが、今日は異常なくらいののろさだった。
下の人が
「何でそんなにゆっくり登るの？？？」・・・と聞いてくるくらい。
うーみゅ、確かに遅すぎる、今日の私・・・・。

どうしたら速く登れるようになるぅ？？？？
教えて皆様。

真ん中青×
上記怪しい営業マンに騙されて取り付いてみた。
クリップが怖くて、なかなか前に進めずに下部で敗退。

するとルートセッターに

「登ってる間中クリップのことしか考えてないでしょ？？
背中がクリップクリップって言ってるよっ！
岩場だったらもっと間長いんだから、突っ込んで行きなさいっ！！
まきちゃんはクリップ忘れるくらいでちょうどいいっ！！」

・・・と怒られちゃいました。

わかってるよー、でも怖いんだもんっ！！！

しくしくしくしく・・・・

↑　母ちゃーん。
早く帰ってボール投げしようぜー。