いざ雪山 その3
朝3時起床。
天候によっては歩き出すつもりでいた。外に出て見ると、雪は降っているものの風はない。
何とかなりそうなので二度寝(←いーのか?これで)。
すでに10時間寝てるのに、眠くてしょうがなかったんだもーん。
しかし5時ごろに同宿のおじ様たちが起きだしたので、私たちも起床。雪は結構積もってきていた。
おじ様たちは今日の登頂をあきらめ下山するらしい。
あー、昨日のうちに無理やり登っておいて本当に良かった。昨日に比べると風は無い。雪が深深と降る中の下山となった。
ホワイトアウトはしていないものの、尾根は風景が似ているので、迷いそうな気配濃厚。実際二度ほどプチルートアウトしていた。何度か地図を見直し、正規のルートで帰ってきたものの、霧や風なんかがでたらちょっと怖い。
最後の急な坂を下ってスキー場へ。スキー場上部は斜度もあるので、尻セードが快適♪あとは延々とスキー場を下り無事登攀終了。
お疲れ様でしたー。いやー、初の雪山勉強になりました。
・・・というか自分の身体の足の弱さを思い知らされました。これもフェースクライミングと同じで、登るしかないんだろうねー。そして図式としては・・・・・
① 山を登り慣れて、もっと高い山に行きたくなる
② 高い山の上に素敵な岩壁があったりする
③ 岩があったら登りたいので、もっと体力つけてギア背負えるようになったりする
④ そしてギアを持っていくようになり、山の上の岩を登っちゃったりする
⑤ そしてアルパイーン
・・・・・とか??
なんて、今回は本当にお天気に恵まれたなー。二日目も思いのほか悪くならなかったし、みんなが心配していた風もほとんど吹かなかったも同然だし。
雪山素敵でした。
はっしー、遅い歩みに付き合ってもらってありがとー。寒かったでしょ?
ところで鹿島槍の赤岩と五竜の遠見尾根(一般道)ってどうでしょう??
・・・さて夜のこと。
荷物を整理して、一人宴会を始めたら、最近、山の帰りにうちに寄る習慣のついたふみちゃんが献花の帰りにひょっこり遊びに来てひとしきりおしゃべりして、帰りました。
谷川の事故からもう一週間、何があってもどんなに悲しくても時間は普通に流れるんだね。
人に言われたからじゃなく、自分が山が好きなんだからやっぱり山に行こうね。
私も一人で山を歩く人の気持ちが最近だんだんわかってきたような気がする。一人で山に行きたいなーって、思うようになったもの。私はまだ裾野を歩いているだけだけど。
またおしゃべりしに来てね。
雪山デビュー終了。
・・・きっとまた行くな。
この記事へのコメント
素晴らしい!
これは正に女性アルパインクライマーの誕生だ!ステファニー・フォルテも驚いているだろう!間違いない
・・・
↑ お恥ずかしいことですが、ビデオ見たことない・・・・。
いやいや
ビデオは僕も見た事はありません。しかし、Rock&Ice 2002年7月号で紹介されていますよ。
アルパインって撮影するのは結構大変。
赤岩尾根と遠見尾根って、
行った事ありません。場所からして歩き応えありあり?
赤岩尾根は
その昔、若かった頃、春に天狗尾根のサポートで途中まで登りました。急登ではありますが一般道である事に変わりはありません。もっとも僕達は東尾根に取り付いたんだけど雪が少なく藪に苦しめられ敗退、布引尾根を往復しました。
遠見尾根は夏冬とも登った事はございません。
行った事はないけど春の白馬主稜って絶品らしいですよ。
いずれにしましても、はさんとオマキさんの技量を持ってすれば問題ないのでは、。
あっ
そうそう、鹿島槍って40~50年に一度、大谷原までの大規模な雪崩があるんだってね
北アはまだ早い!!
しかも後立なんて。
まずは岩場へのアプローチではなく、ちゃんとした夏山を歩きこみましょう。
うん
今年は夏に結構歩きこもうと思ってます。
昔、夏に白馬で五竜まで行けず敗退してるので、そのリベンジにも行きたいな。
白馬はすっごくきれいだった。白馬だけ切り出すと、ちょっとネパールを思い出すー
ネパールかー
ネパールの山は素敵だけど、悲しいかなネパール料理は体が受け付けない。
今は体が受け付ける食事が出来る所に行くしかしょうがない。
Unknown
春の白馬主稜と鹿島の稜線のテント場は、冬の間のキジが雪から顔出してきて凄よ!
んもう
いきなり夢を壊すようなこと言わないでよー
みんな持って帰れー!!