いざ雪山 その2

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15分ほどの長考。
・・・つーか、雪の上で寝てるのって、相当に冷たい・・・・。

やっぱりここまできて頂上行けないのって悔しすぎる。もしもう一度つることがあったら即撤退と決めて、登りだす。
歩幅を今までよりも小さく、足に負担をかけないようにしてじりじりと高度を上げていく。ほんとにじりじりと、だったと思う。
この最後の登りはきついけど、雪の状態は樹林帯を抜けてからは一定だったので、リズムに乗れば、思いのほか足に負担がかからない。あのスカイラインまで登れば奥白根の頂上が見えるはず。

そしてスカイライン。奥白根の山頂が見えた。やっぱり無骨。でもかっこいい。
ここからは岩が露出してきて歩きづらい。あのアイゼンと岩がひっかかる音が実は苦手。黒板引っかいているみたいで・・・・。

↑ 「頂上直下はこんな感じ」

山頂際の神社でおまいりをしてから山頂へ。

着いた着いたー。初の雪山の山頂だーい♪
・・・先日のクラックマルチでは感慨が大きくて、涙腺弱かったので、今回も泣くのかなーと思っていたけど、クラックはそれに向けてのトレーニングを頑張っての成果だったから嬉しかったんだな。今回は実はこれに向けてのトレーニングは皆無。なので今私がこれだけ歩くとどうなるか、の確認が出来ただけなので、涙腺には直結しなかった。
満足感はすごくあったんだけどね。
ちなみにトレーニングはなかったけど、冬の間、クライミングで通っていたエリアが城山二間バンドでなかったら、もしかしたら登れなかったかもしれない・・・・とは思った。城が崎や二子では足のトレーニングにはなってないもんね。城山のアプローチで知らず知らずトレーニングできてたような・・・・。

しばし頂上で思いにふけって、下山。尻セードというものにもトライしてみた。うむ、これはなかなか面白い。くせになりそー♪

本日余力があれば、明日の低気圧に備えて、はっしーは前白根を超えて樹林帯まで戻りたかったようだけど、すでに私は奥白根からの下山で完全に限界。快適な非難小屋でしっかり休んで、明日に備えることで決定。今夜は避難小屋泊となった。
東京の人たちなのに、なぜか関西弁のグループと同宿。

5時に就寝。明日に備えてお休みなさーい。

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この記事へのコメント

  1. 上品ぶって
    足揃えてたら、定番の上を指差すポーズを忘れた!!

    ・・・それにしても天気には恵まれました。

  2. 祝・登頂
    まっき、アイゼン4つで登ったの?
    …ウソ。この山にはビミョーにヤな思い出あるので、写真見てたらつい…
    にしても、天気もいいし風もないし、いいデビュー戦となったね。おめでと
    いつか一緒に登ろ

  3. ほー
    ↑ びみょーな思い出の意味もわかったし。
    もう一度登れば違う思い出になるさ♪

    あ、ちなみにアイゼンは後ろ足だけだから、履くの。前足はピッケル持つでしょ!!

  4. Unknown

    小屋前で脚つってからの回復、恐れ入りました。あの時、例の膝かと思ってちょっとびびった・・・(^_^;)

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